こんにちは、うつ病で半年以上の休職経験のある看護師のぷろぽです!
休職中の看護師はどんな風に過ごしてるの?
いざ休職に入るとなると、休職中の看護師がどのように過ごしているか疑問に思いますよね。
休職中の過ごし方によっては人生を変える分岐点になる可能性が高いため、自分の人生を見つめ直す機会になります。
この記事では、私がうつ病で半年間以上も休職した体験談から以下のことがわかります。
- 休職中の通院についてがわかる
- 実際に休職した看護師の体験談がわかる
- 休職中にやってよかったオススメの過ごし方がわかる
看護師が「休職したい」と考えた時の流れ
休職したいけど、どうすれば休職できるの?
と休職するまでどのように行動に移すべきか悩んでいる方もいいはず。
休職制度は職場によってやや内容が異なり、休職に必要な手続きも変わります。
ここからは、私が休職した体験談を踏まえて「メンタルの不調で休職する一般的な流れ」を5ステップで紹介していきます。
看護師が休職する手順や休職中の給料やボーナスなどは以下の記事にくわしく紹介しています!
【体験談あり】看護師向け!休職中のオススメの過ごし方
休職中はどんな風に過ごしていたの?
実際にうつ病の私が休職中にやってよかった「休職中のオススメの過ごし方」について紹介していきます。
休職中は判断能力が低下しており、自己判断のみで行動すると治療の妨げになってしまう可能性があります。
そのため、前提として以下の4つは守って休職中は過ごしましょう!
- 主治医に相談する
- 休職期間中は途切れることなく「医師からの診断書」を提出する
- 体調が良くなっても通院や薬を自己中断しない
- 自分の体調と相談しながら過ごす
自己判断することなく、医師に相談しながら行動していくことで判断能力を取り戻すことができますよ!
オススメの休職中の過ごし方については以下の通りです!
- 規則正しい生活を送る
- 焦らず仕事のことはなるべく考えない
- 心の回復を優先させる
- 心が傷ついた出来事を思い出さない
- 外に出かけてみる
- 美味しいものを食べる
- 思い切って好きなことをしてみる
- (体調が回復してきたら…)将来設計を考える
体験談を踏まえながら順に説明していきます!
規則正しい生活を送る
休職期間中は規則正しい生活を心がけましょう。
規則正しい生活を送ると、身体の回復と心の安定をもたらします。
- 早寝早起きをする
- 食事のバランスに気を付けて、一日3食摂取する
- 筋トレやウォーキングなど適度な運動をする
体験談
病棟内を歩き回っていた時と比較し、以下の理由で活動量がぐんと下がりました。
- うつ病により過眠傾向であった
- 薬の副作用により眠気を感じる
- 家から出たくない気持ちが強かった
ベッドの上で過ごしたり、引きこもるように過ごしていたため、筋力の低下を実感していました。
そのため、休職中は気分が向けば筋トレや外を散歩して気分転換を行って過ごしていました。復帰に向けて筋力は落とさないように気を付けていました。
焦らず仕事のことはなるべく考えない
復職を焦ってしまうと、仕事のことから頭が離れられなくなり、十分に休息することができなくなります。
早く治すためにも、焦らず仕事のことは考えないようにしましょう!
体験談
休職直後は以下のように毎日焦って、不安に思っていました。
うつ病を治して早く復帰しなきゃ
休むことでみんなに迷惑をかけて申し訳ない
同期と差が出てしまう
安からか毎日のように悪夢を見ていました。寝ても覚めても不安が頭をよぎってしまう…仕事のことを考えると嫌な出来事も思い出し、負のループに陥っていました。
休職中は仕事のことは考えないように意識して過ごして、負のループから抜け出しました。
心の回復を優先させる
休職した初めのうちは身体のだるさを感じたり、薬の影響で寝込んでしまうこともあります…
そんな時は心の回復を優先させて、気の向くままにダラダラと過ごしてみましょう。
体験談
私は性格上、完璧主義な性格からストイックにこなしてしまいがちでした…その要因もありうつ病になりました。
しかし、考え方を変え、症状や薬の副作用があれば気の向きままにダラダラと過ごしました。
休職後は規則正しい生活を続けようと無理してストイックに過ごさないように注意しました。
心が傷ついた出来事を思い出さない
時間があると一人反省会を行ってしまい、どうしても辛い出来事を思い出して、体調が悪くなってしまいます。
休職してしまった原因の辛い出来事はなるべく思い出さないように過ごすことが早く治すための近道となります。
体験談
休職直後、自由な時間が増え、先輩看護師からの叱責や悪口を思い出し、「ダメな人間」だと思い込むようになってしまいました。
辛い出来事は思い出さないようにしましょう。辛いと感じる人間関係も割り切りましょう!
休職中は職場の人との連絡を絶ち、傷ついた出来事を思い出さないように過ごしました。
どうしても思い出してしまうときは医師の相談し、薬の変更をしてもらいました。
すると、次第に「職場環境が悪かった」と自己否定する機会は少なくなりました。
外に出かけてみる
自宅にこもったままだと気分転換しにくいこともあります。
気分転換するために、自宅を含めた今の環境を一度離れて、外に出てみることがオススメです!
体験談
休職中は、外に出ることすら体力を消耗してしまうため億劫に感じていました。そのため、最低限の買い物以外では外にでませんでした。
このように休職中は家にこもってしまうことが多かったため、気分転換に1~2か月に1回は旅行しました。
旅行先はアクティブに遊ぶ場所ではなく、自然や景色をみながらゆっくりと過ごせる場所で過ごしました。お金には大きく問題ありませんでした!
美味しいものを食べる
食べたいと思ったものや好きなものなど美味しいものを食べると元気が出ます!
身体が元気になると、心も回復しやすくなります。
体験談
私は薬の副作用により食欲が低下していました。
そんなときは、好きなものや美味しいものを食べてリフレッシュしていました。
自分で作った好物なら食べれるかも…!!
食欲がないときは、冷たくてのど越しがいい自家製のフルーチェやヨーグルトを作っていました。
美味しいものを食べると自然と元気がでました。
思い切って好きなことをしてみる
仕事中は忙しかったり、楽しめる気分になれなかった好きなことに思い切って挑戦してみることもオススメです!趣味がない方は休職を機会に趣味を見つけるもよし!
せっかくの自由な時間を思いっきり楽しんで、気分転換できることをたくさん増やしておくと、気分転換しやすくなります。
体験談
私は休職するまで趣味がありませんでした。その理由は、休日は寝込むことが多く、気力がなかったからです。
休職中は、今までしたいと思っていたけどできなかった以下のことを行いました。
- ハンドメイドの製作
- ブログ
- 簿記資格の勉強
時間に余裕ができてしまうと、悲しい出来事や辛い出来事を考えてしまっていたため、好きなことに没頭することで次第に思い出さないようにしました。
すると、薬に頼る機会も減り、息抜きを行えるようになるため好きなことに取り組むことはオススメです!
(体調が回復してきたら…)将来設計を考える
休職後しばらく経ち、体調が回復してきたら将来設計を考えてみましょう。
職場から距離を置くことで、それまでの自分の状況を客観的に見つめ直して考えることができます。
人間関係や部署、働き方など休職に至った原因を洗い出し、自身が本当はどのような仕事をしたいのか、どのような環境で働きたいのかを考えてみましょう。
体験談
休職中は生活できるかな?
休職して周りに迷惑をかけているんじゃないか?
経歴に傷がつくんじゃないか?
と収入面やキャリアプランに不安を感じてしまい、心が休まりませんでした。
たびたび不安な気持ちになったものの、経過とともに自分の好きなことや興味のあることを休職期間中に始めたことで、将来設計を楽しく考えられるようになりました!
休職中に転職を考えるのはアリ?ナシ?
休職中に転職サイトに登録したり考えるのはアリ?ナシ?
私は休職中に転職サイトに登録して、イキイキと働く自分の姿を想像しながら眺めることで、前向きな気持ちになりました!
休職しながらゆっくりと転職について考えられるサイトをまとめてみたので、こちらの記事をご覧ください!
まとめ
いかがでしたか?
休職・転職の体験談や看護師のリアルを投稿しているので、Twitterのフォローをよろしくお願いします!