【現役ナースが解説】独り立ちできない新人看護師が最短で「独り立ちの基準」をクリアするコツ！

こんにちは、現役ナースのぷろぽです！

と悩んでいませんか？

新人看護師が辛い理由の一つに「独り立ちできないこと」があります。

私の経験から、もう頑張れない新人看護師のあなただけに「最小限の努力で独り立ちできる近道」をお教えします！

そこでこの記事では、独り立ちできないと悩む新人看護師のあなたに以下のことが分かります！

この記事を読めば、私のように２年目になっても「独り立ちできない」と悩むことはなく、最小限の頑張りで独り立ちすることができ、同期に追いつくことができます！

【独り立ちできない新人看護師さんへ】独り立ちの基準ってあるの？

新人看護師が独り立ちをする基準がない理由とは？
新人看護師によって知識や技術などの経験値、習得速度も人それぞれ異なるため、独り立ちの基準に当てはめることが難しいから。

ただ、以下の基準をクリアしていると、新人看護師が独り立ちできる判断材料になります！

「先輩看護師と信頼関係が築けているかどうか」が新人看護師の独り立ちするための大切なカギとなります。

ただ、以下の基準をクリアしていると、新人看護師が独り立ちできる判断材料になります！

新人看護師の独り立ち基準

あなたは独り立ちの基準をいくつ満たしていましたか？

独り立ちの基準を数多く満たしていれば、独り立ちできない状況からの卒業は近いです！

ただ、独り立ちの基準を満たしていてもいなくても、独り立ちできない可能性があります。

新人看護師が独り立ちできない７つの原因

新人看護師が独り立ちできない原因はこちら！

新人看護師が独り立ちできない原因①報告・連絡・相談ができない

新人看護師が独り立ちできない原因には、報告・連絡・相談ができないことがあります。

報告・連絡・相談とは？
報告：仕事の進捗状況、患者さんの状態や変化を先輩看護師に報告する
連絡：薬の変更や検査が入ったら、タイムスケジュールの急な変更を連絡する
相談：わからないことがあった時に先輩看護師に相談できる

看護師の仕事は、小さなミスが患者さんの命取りになる、責任が重い仕事になります。

「報告・連絡・相談」ができないことは、新人看護師が独り立ちできない一番の原因になります。

「報告・連絡・相談」ができない新人看護師は、患者さんの異常や機器の操作ミスに気づかず、取り返しのつかない医療事故を起こしてしまう可能性があるからです。

医療事故を起こしてしまった責任は新人看護師のあなただけでなく、リーダーや師長さんなどチームとしての責任を問われてしまいます。

そのため、先輩看護師は新人看護師が「報告・連絡・相談」ができているのかと目を光らせてみています。

報告・連絡・相談ができない新人看護師をチームの一員として信頼することはできないため、独り立ちできないのです。

1人で悩みを抱え込んでしまう新人看護師より、相談をして周りに助けを求めることができる新人看護師の方が信頼されます。

新人看護師が独り立ちできない原因②知識・技術不足

新人看護師が独り立ちできない原因には、知識・技術不足があります。

新人看護師が独り立ちするには、必要な知識・技術を習得し、予測して行動する力が求められます。

つまり、新人看護師が独り立ちするには「アセスメント」が必要になります。

アセスメントができない新人看護師は患者さんの異変に気づくことができないため、命を預けられません。

さらに、勉強を頑張っていると以下のように良いこともあります！

と先輩看護師の立場から、勉強を頑張っている向上心のある新人看護師は応援したくなるため、患者さんの振り分けや病棟会議で名前があがります。

このように、知識・技術不足だと異変に気づくことができないため、新人看護師が独り立ちできないのです。

新人看護師が独り立ちできない原因③同じミスを繰り返す

新人看護師が独り立ちできない原因には、同じミスを繰り返すことがあります。

看護師の仕事は小さなミス一つで、患者さんの命取りになる責任の重い仕事です。

「何度も同じミスを繰り返す＝謝ればいいと思っている・ミスを認めない」と周りの看護師に悪い印象を与えてしまいます。

また、同じミスを繰り返す新人看護師には怖くて、患者さんの命を預けられないですよね。

その結果、先輩看護師から信頼されないため、新人看護師は独り立ちできないようになります。

このように、同じミスを繰り返すと信頼されないため、新人看護師が独り立ちできないのです。

新人看護師が独り立ちできない原因④嘘をつく

新人看護師が独り立ちできない原因には、嘘をつくことがあります。

ハッキリ言って、先輩看護師はあなたの嘘を見抜いています。

それは、先輩看護師も新人看護師の時代を経験し、あなたと同じように嘘をついたorごまかした経験があるからです。

また、人と関わる仕事であるため、患者さんの嘘を見抜けるのと同じように、言動から新人看護師の嘘も見抜くことができます。

新人看護師が嘘をつくと、あなたがどんなに優秀で勉強も頑張っていたとしても、信頼されません。

新人看護師が独り立ちできない根本的な原因は、「信頼できないから」になります。

一度でも嘘をついたことがバレると…

先輩看護師との信頼関係を築くには、嘘をつかないようにしましょう。

このように、嘘をつくと信頼されないため、新人看護師が独り立ちできないのです。

新人看護師が独り立ちできない原因⑤一人で仕事を回せない

新人看護師が独り立ちできない原因には、一人で仕事を回せないことがあります。

「一人で仕事を回せない＝これ以上、仕事量を増やせない」とも捉えられます。

新人看護師がその日受け持つ患者さんには以下のような特徴があります。

とあなたの能力に見合う患者さんの振り分けを考えています。

しかし、配慮したとしても一人で仕事が回らないとなれば、これ以上の仕事量を任せるわけにはいかないと思ってしまいます。

このように、一人で仕事を回せないため、新人看護師が独り立ちできないのです。

新人看護師が独り立ちできない原因⑥メモを取らない

新人看護師が独り立ちできない原因には、メモを取らないことがあります。

看護業務は覚えることが沢山ありますよね。

丁寧に教えてくれる先輩に対し、メモを取らない行動をとる新人看護師は以下のような失敗をする可能性が高いです。

メモを取るのは、丁寧に教えてくれる先輩看護師への敬意の態度でもあります。

新人看護師がメモを取らずに失敗すれば、教える側はイライラしてしまいますよね。

「メモを取らずに仕事をこなせる看護師」はほとんどいません。

このように、メモを取らないため、新人看護師が独り立ちできないのです。

新人看護師が独り立ちできない原因⑦優先順位がつけられない

新人看護師が独り立ちできない原因には、優先順位がつけられないことがあります。

看護師は複数人の患者さんを受け持ち、急変や緊急入院などの予定にない出来事が起こったとしても、限られた時間の中で優先順位をつけて対応するスキルが必要とされます。

新人看護師が独り立ちするには、自分だけでなく周りの状況をみながら仕事をしなければなりません。

それは、チームの一員として行動しているからです。

急変や緊急入院などが起こっていたとしても、周りの状況をみずに、自分のことばかりしていると以下のように疎まれます。

さらに、急変や緊急入院などの予定にない出来事に慌てふためいていると周りから以下のように思われ、仕事を頼られることがなくなります。

優先順位がつけられない新人看護師は、同時にマルチタスクをこなしながら、臨機応変に対応することが苦手であるため、仕事を任されにくくなります。

さらに、外回り業務ができないとチームの一員として認められない風潮もあります。

このように、優先順位がつけられないため、新人看護師が独り立ちできないのです。

独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成する方法

独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成する方法はこちら！

順に解説していきますね！

独り立ちできない新人看護師が基準を達成する方法：一日の行動スケジュールを細かく伝える

独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成する方法は、一日の行動スケジュールを事細かく伝えましょう！

先輩看護師は、「あなたが自分の見えないところで何をしているのか」をとても気にしています。

新人看護師のミスは、指導者である先輩看護師のミスになるからです。

そのため、先輩看護師に一日の行動スケジュールを事細かく伝えることで、安心することができ、信頼関係の構築につながります。

また、先輩看護師に行動計画の指導をしてもらうことで、先輩のように俊敏に動ける術を学ぶことができ、次第に一人で仕事を回せるようになります。

このように、一日の行動スケジュールを事細かく伝えることで信頼されるため、独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成する方法になります。

一日の行動スケジュールを細かく伝えるコツ

独り立ちできない新人看護師が基準を達成する方法：独り立ちできない技術や処置を減らす

独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成する方法は、独り立ちできない技術や処置を減らしましょう！

病院によっては「看護技術チェック表」があるかと思います。

「看護技術チェック表」は独り立ちするための１つの基準になります。

独り立ちできない技術や処置を減らすことで、以下のようなメリットがあります。

独り立ちできない技術や処置を減らすと、新人看護師が「独り立ちの基準」を達成することができます。

独り立ちできない技術や処置を減らすコツ

独り立ちできない新人看護師が基準を達成する方法：すぐに報告・連絡・相談をする

独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成する方法は、すぐに報告・連絡・相談をしましょう！

新人看護師は自分で判断して行動することが許されないため、『すぐに』報告・連絡・相談をして先輩看護師の指示を仰ぎましょう。

時間を空いて報告するよりも、すぐに報告できる新人看護師の方が「報連相ができている」という良い印象を与えることができます。

また、新鮮な情報共有を行うことでミスや患者さんの状態悪化を防ぐことができます。

このように、すぐに報告・連絡・相談をすると、独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成することができます。

すぐに報告・連絡・相談をするコツ

独り立ちできない新人看護師が基準を達成する方法：勉強をする

独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成する方法は、勉強をしましょう！

新人看護師が独り立ちするには、必要な知識・技術を習得し、予測して行動する力が求められます。

つまり、新人看護師が独り立ちするには「アセスメント」が必要になります。

アセスメントができない新人看護師は患者さんの異変に気づくことができないため、命を預けられません。

勉強をすることで、知識や技術不足を補い、不安を払拭することができます。

勉強をすると、独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成することができます。

勉強をするコツ

独り立ちできない新人看護師が基準を達成する方法：同じミスを繰り返さない

独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成する方法は、同じミスを繰り返さないようにしましょう！

病棟によって起きやすい特有のインシデントがあります。

例）術後せん妄の患者さんが多いから、胃管や挿管チューブの自己抜去が多い

インシデントはその日その時だけたまたま起こったのではなく、新人看護師のあなた自身にも起こりやすいミスになります。

ミスが多いと、患者さんの命を預けられないため、独り立ちできないのです。

また、ミスをした後に反省の様子が見えないと責任感がないと思われてしまいます。

このように、同じミスを繰り返さないようにすると、独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成することができます。

同じミスを繰り返さないコツ

独り立ちできない新人看護師が基準を達成する方法：周りの状況を見て動ける

独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成する方法は、周りの状況を見て動けるようにしましょう！

と周りの状況を見て、声かけのできる新人看護師は気に入られます。先輩看護師に気に入られると、人間関係の悩みから解放されたり、困っている時には助けてもらえたりするようになります。

さらに、嫌いな仕事を新人看護師のあなたが率先して行うと、好かれやすくなります。

ただし、外回りの業務＞患者さんとならないように注意しましょう。

このように、周りの状況を見て動けると、独り立ちできない新人看護師が「独り立ちの基準」を達成することができます。

先輩看護師に好かれるコツ

【日勤・夜勤別】新人看護師の独り立ち時期はいつ？

ここでは一般的なよくある独り立ち時期を日勤・夜勤別に理由も紹介します！

一般的な新人看護師の独り立ち時期

独り立ち日勤の時期：８月～10月
独り立ち夜勤の時期：11月～１月

新人看護師独り立ち日勤の時期：８月～10月

新人看護師独り立ち日勤の一般的な時期は８月～10月になります。

試用期間が入社後から３か月の病院が多くあります。試用期間を終え、ある程度の看護知識や技術を習得した８月から日勤の独り立ちが開始されます。

新人看護師独り立ち夜勤の時期： 11月～１月

夜勤は日勤よりも看護師の人数が減り、看護師一人にかかる仕事量や責任が増します。

また、夜勤は判断能力が低下し、ミスが起こりやすい状況になります。

そのため、日勤で独り立ちできた後に、夜勤の独り立ちをする病院が多くあります。

夜勤特有の外回り業務をこなす必要があるため、外回り業務を覚えていることが必須になります。

夜勤の独り立ちまでに、夜勤の回数は限られているため、メモを取り、忘れないようにすることがオススメです！

と焦りを感じている新人看護師も中にはいるはずです！

下記に当てはまり、一般的な独り立ちの時期を過ぎている新人看護師の方は、後述している【新人看護師が基準をクリアしたのに「独り立ちできない」解決策】をご覧ください！

新人看護師が基準をクリアしたのに「独り立ちできない」解決策

下記に当てはまっている看護師はいませんか？

このまま今いる職場に居続けると、適応障害やうつ病などの精神疾患になってしまい、最悪の場合、二度と働くことさえできなくなります。

ハッキリ言って、ブラックな病院である可能性が高いです！

このように頑張っても独り立ちできない時は、私のようにうつ病になる前に「転職」をしてみるのも一つの手です！

もし転職したいのであれば、「看護師転職サイト」がオススメです！

看護師転職サイトがオススメの理由とは？

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新人看護師だと「経験年数」を気にして転職に踏み切れずに、後悔してしまう新人看護師が多くいます。

「本当に辞めていいのかどうか」迷っている新人看護師の方はこちらの記事をご覧ください！

▼新人看護師でもカンタンにできる失敗しない職場の選び方▼

▼経験がない新人看護師でも働ける職場一覧▼

まとめ

いかがでしたか？

新人看護師の独り立ちの基準はこちらでした！

私が独り立ちできたように、あなたも独り立ちができるようになります！

ただ、ヤバイ職場に居続けると、適応障害やうつ病などの精神疾患になってしまい、最悪の場合、二度と働くことさえできなくなります。

早めに抜け出すには「看護師転職サイト」を利用した転職がオススメなので、ぜひ利用してみてください！