【現役ナースが解説】看護師を辞めたい＝甘え？と悩んだ時の対処法！

こんにちは、現役ナースのぷろぽです！

と先輩看護師からこのように言われて悩んだ経験はありませんか？(私は言われた経験があります…)

結論、看護師を辞めたい＝甘えではありません！

正直、「看護師を辞めたいと弱音を吐くことが甘えだ」と言い張る看護師のいる職場はヤバいです。

この記事では、現役ナースの体験談から「看護師を辞めたくなるほど辛く悩んでいるあなた」に以下のことが分かります！

この記事を読めば、看護師を辞めたいと悩んだ時の具体的な対処法がわかり、あなたは勇気を出して５歩も踏み出すことができます！

看護師を辞めたい＝甘えではない2つの理由

看護師を辞めたい＝甘えではない2つの理由はこちら！

順に解説していきますね！

看護師を辞めたい＝甘えではない理由：限界は人それぞれ異なるから

看護師を辞めたい＝甘えではない理由には、限界は人それぞれ異なるからです。

とミス一つでも限界に感じてしまう閾値は人それぞれ。

あなたが同期と比較して、限界に感じて、看護師を辞めたいと感じることは甘えではありません。

メンタルが強くなければならない、我慢しなければならない、忍耐力を強くしないと思う必要はありません。

限界を超えてまで仕事をし続けると、適応障害やうつ病などの精神疾患を引き起こしてしまう可能性があります。

このように、限界は人それぞれ異なるため、看護師を辞めたい＝甘えではありません。

看護師を辞めたい＝甘えではない理由：自分で解決することが困難なこともあるから

看護師を辞めたい＝甘えではない理由には、自分で解決することが困難なこともあります。

解決しようと努力しても自分の力だけではどうしようもないことはあります。

あなたは改善しようと努力しても、無駄と感じたり、更にストレスに感じたりしてしまった結果、「看護師を辞めたい」と思うはず。努力しても改善できなかったことは、決して甘えではありません。

このように、努力しても自分で解決することが困難な時は看護師を辞めたい＝甘えではありません。

看護師を辞めたい＝甘えと思われる理由

と「看護師を辞めたい＝甘え」と思われる理由があります。

看護師を辞めたい＝甘えと思われる理由：責任放棄と考えている

看護師を辞めたい＝甘えと思われる理由には、責任放棄と考えている人がいるからです。

と仕事を途中で投げ出すことに対して、「責任逃れだ」と感じてしまうことが原因です。

看護師はチームで動くため、誰かが仕事を辞めてしまうと、仕事のしわ寄せが他のスタッフにいきます。

また、看護業界は慢性的な人手不足のため、辞めた後の穴を埋めるように、誰かが休日を返上して出勤するようになります。

このように、看護師を辞めたい＝甘えと思われる理由は、責任放棄と考えている人がいることが原因になります。

そのため、退職を伝える時はタイミングが大事になります。

看護師を辞めたい＝甘えと思われる理由：仕事に対する考えが学生気分

看護師を辞めたい＝甘えと思われる理由には、仕事に対する考えが学生気分だからです。

…と看護師を辞めたい理由として、学生気分が抜けずに、社会人としての自覚が足りていないと考えが甘いと言われます。

看護師はミス一つで患者さんの命取りになる職業。そのため、社会人として責任感が強い看護師が多くいます。あなたの社会人としての自覚と責任が足りず、学生の気分が抜けていないままだと叱責されます。

このように、仕事に対する考えが学生気分で、社会人としての自覚と責任が足りないと看護師を辞めたいと思うこと＝甘えと思われます。

看護師を辞めたい＝甘えと思われる理由：経験年数が大切だから

看護師を辞めたい＝甘えと思われる理由には、キャリアアップには経験年数が大切だからです。

看護業界は「経験年数」が重要視されます。特に、大学病院や総合病院などの大きな病院でどのくらい働いたかが大切にされます。

看護業界には、経験年数の長さを「即戦力」と捉える風潮があるからです。

さらに、社会人を経験後に看護師になる人や、高校を卒業後に看護師になる人、大学を卒業後に看護師になる人など経歴はさまざま。

年齢によって上下関係を決めつけることが難しいため、「経験年数」を重要視されやすいのです。

臨床での経験年数が長ければ長いほど、看護師としての能力があると捉えられています。

仕事を辞めると、その間に経験年数を積むことができないため傷がつくと考えが根付いています。

このように、臨床での経験年数が長いほど即戦力があるという考えが根付いているため、途中で看護師を辞めたいと思うこと＝甘えと思われるのです。

看護師を辞めたい＝甘えと思われる理由：看護師人生のレールから外れる

看護師を辞めたい＝甘えと思われる理由には、看護師人生のレールから外れると考えられるからです。

「石の上にも三年」という言葉があるように、看護業界にも「臨床経験は３年以上積まなければならない」という風潮が根強く残っています。

臨床経験を３年間積むと、リーダーや重症患者の受け持ちなど一通りこなすことができるため、「一人前」という認識を持たれるためです。

また、転職する際にも「経験年数３年以上」という条件を指定する職場があることから、認識を広く持たれています。

しかし、何らかの理由で経験年数３年を積むことなく、途中で辞めてしまうと、看護師人生のレールから外れたと考える考えに至ります。

このように、経験年数３年未満で辞めることは看護師人生のレールから外れると捉えられるため、看護師を辞めたい＝甘えと思われるのです。

「辞めたいは甘え」と言ってくる看護師の特徴

看護師を辞めたい＝甘えと思われる理由を紹介しました！

「辞めたいは甘え」と言ってくる看護師の特徴はこちら！

「看護師を辞めたいと弱音を吐くことが甘えだ」と言い張る看護師は、偏った意見であるため信じなくてOKです！

「辞めたいは甘え」と言ってくる看護師：転職歴がなく、同じ病院に長く勤めている

「辞めたいは甘え」と言ってくる看護師は転職歴がなく、同じ病院に長く勤めている特徴があります。

同じ病院に長く勤めていることで、考えや価値観がその病院の思想に染まっています。また、転職歴がないため、視野が狭いのです。

「辞めたいは甘え」と言ってくる看護師：他人を見下している

「辞めたいは甘え」と言ってくる看護師は、他人を見下している特徴があります。

と途中で挫折してしまった看護師のことを見下しています。

これは、辛いことを我慢し、長く勤め続けることが「偉い」と思い込んでいるからです。

「辞めたいは甘え」と言ってくる看護師：相手の気持ちがわからない

「辞めたいは甘え」と言ってくる看護師は、相手の気持ちがわからない特徴があります。

相手の気持ちがわからないので、あなたにとっては深刻な悩みですが、ちっぽけな悩みであると甘く見ています。

あなたの立場に立って、気持ちを考えることができません。

「辞めたいは甘え」と言ってくる看護師：自分の意見が正しいと思っている

「辞めたいは甘え」と言ってくる看護師は、自分の意見が正しいと思っている特徴があります。

自分の意見と異なる場合には、とことん否定する傾向があります。

【実は甘えじゃない】看護師を辞めたい理由

「甘え」と勘違いされる看護師を辞めたい理由には、以下があります。

順に解説していきますね！

甘えじゃない看護師を辞めたい理由：人間関係がドロドロしているから

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、人間関係がドロドロしていることがあります。

看護師の退職理由の第１位は「人間関係」になります。

もっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください！

看護業界には「お局」と呼ばれる看護師がいるため、陰口や悪口などのパワハラが絶えることがありません。

陰湿ないじめによって、毎年多くの看護師が辞めていきます。

特に、チームの一員として認めてもらうまでの新人看護師への風当たりは厳しいですよね。

看護師は人間関係がドロドロしていて当たり前という認識が根強いため、甘えと勘違いされやすいのです。

このように、人間関係がドロドロして、パワハラが絶えることがないため、「甘え」と勘違いされやすい看護師の辞めたい理由になるのです。

甘えじゃない看護師を辞めたい理由：サービス残業が多いから

「甘え」と勘違いされる看護師を辞めたい理由には、サービス残業が多いことがあります。

と上司からサービス残業するようにと言われる職場もあります。

看護業界はサービス残業がなくならないのが現状。特に、患者さんの情報収集をするための前残業はなくなりませんよね。

また、若手の看護師に対して先輩看護師よりも早く出勤しなければならない風潮も残っています。

このように、サービス残業が多いことは、「甘え」と勘違いされる看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師を辞めたい理由：休みを取りづらい雰囲気がある

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、休みを取りづらい雰囲気があります。

看護師は交代制勤務のため、師長は勤務を作るのが大変。そのせいか、休み希望のルールが多い職場があります。

また、若手看護師は休み希望を出してはいけない雰囲気もあります。

趣味や恋人や家族との時間を大切にしたい看護師にとって、自由に休めないのはとても辛いこと。息抜きができず、プライベートまで仕事に支配されているように感じてしまいます。

このように、休みを取りづらい雰囲気があることは、「甘え」と勘違いされる看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師を辞めたい理由：収入面に不満がある

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、収入面に不満があります。

と思ったことはありませんか？

仕事量と比較して給料が割に合わないと感じることも少なくありません。

さらに、他の職業と比較し、看護師の年収は経験年数を経てもほぼ上がることはありません。

たとえ師長や主任などの管理職になって手当が増えたとしても、夜勤の回数が減るため、その分夜勤手当が減り、給料はほぼ変わらないという事態が起こります。

経験年数が上がれば上がるほど、リーダーや係の仕事、委員会活動、勉強会など仕事を任されるようになります。

しかし、待遇は悪く、給料に見合わないと感じてしまい、辞めていきます。

このように、収入面に不満があることは、「甘え」と勘違いされる看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師が辞めたい理由：交代制の夜勤が辛い

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、交代制の夜勤の辛さがあります。

夜勤は看護師の人数の少ない中で、患者さんに対応するため、休憩もとれないこともしばしば…年を重ねるにつれて、夜勤をするのがしんどいと感じるようになります。

夜勤を続けると、身体に悪影響を及ぼすことも…

このように、交代制の夜勤が辛いことは、「甘え」と勘違いされる看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師を辞めたい理由：看護師に向いていない

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、看護師に向いていないことがあります。

看護師に向いていないと感じると、仕事へのモチベーションが低下します。看護師の仕事に対する自信がなくなり、ネガティブな感情を抱いて辞めてしまいます。

さらに、看護師業界の教育は褒めて伸ばすより、「批判する指導」をする病院が多くあります。

ストレスのせいで行き過ぎた指導をしてしまうことが多く、人格否定や無視、悪口は当たり前。

「批判する指導」をされると、看護師に向いていないと思い込むようになります。

このように、看護師に向いていないことは、「甘え」と勘違いされる看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師を辞めたい理由：適応障害やうつ病などの精神疾患になった

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、適応障害やうつ病などの精神疾患になったことがあります。

適応障害やうつ病などの精神疾患になった場合は、休職後に復職するか退職するか決断後に辞めていきます。

適応障害やうつ病などの精神疾患が原因で辞めていく看護師は多くいます。

精神疾患になってしまったあなたが弱い・悪いのではなく、職場が合わなかっただけ。精神疾患になったからと言って、自分を責める必要はありません。

このように、適応障害やうつ病などの精神疾患になったことは、「甘え」と勘違いされる看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師を辞めたい理由：正当な評価をされない

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、正当な評価をされないことがあります。

と看護の世界は、頑張っている人や優しい人ほど損をすることがあります。

…とそれは職場に優しい人を利用して自分の手柄にする看護師や、仕事の質＜量が大切という考えをもつ看護師が多くいるからです。

また、正当に評価を下すべき管理職がおかしい場合やあなたの努力をみていない場合は正当に評価されることはありません。

このように、正当な評価をされないことは、「甘え」と勘違いされる看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師が辞めたい理由：責任が重すぎる

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、責任が重すぎることがあります。

看護師は、小さなミスが患者さんの命取りになる仕事。患者さんの異変を見逃してしまうと、取り返しのつかないことになります。

そんなミスは許されないプレッシャーの中、緊張感のある現場で何十人も患者さんを受け持ち、ドロドロした人間関係にも巻き込まれ…精神的に辛いですよね。

このように、責任が重すぎることは、「甘え」と勘違いされやすい看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師を辞めたい理由：患者さんから暴言・暴力やセクハラにあう

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、患者さんから暴言・暴力やセクハラにあうことがあります。

患者さんから引っ掻かれたり、胸ぐらをつかまれ殴られたり、暴力を振るわれることもありますよね。

また、患者さんから暴言を吐かれ、悲しい気持ちになることもあります。

さらに、患者さんからセクハラにあっても、我慢するしかありませんよね。

このように、患者さんから暴言・暴力やセクハラにあうことは、「甘え」と勘違いされやすい看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師を辞めたい理由：理想と現実のギャップを感じる

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、理想と現実のギャップを感じることがあります。

仕事の忙しさから、患者さんに寄り添う理想の看護ができないことに苦しんでしまいます。

「患者さんにしてあげたいことが沢山あるのに、何してんだろ…」と理想と現実のギャップに苦しみ、辞めてしまいます。

このように、理想と現実のギャップを感じることは、「甘え」と勘違いされやすい看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師を辞めたい理由：同期と比較してしまう

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、同期と比較してしまうことがあります。

同期と比較してしまうことで、落ち込み自信がなくなります。

同じスタートラインにいた同期がいつの間にか３歩先を進んでいると焦りますよね。

と先輩から比較されることで、さらにダメージを受けることも…

このように、理想と現実のギャップを感じることは、「甘え」と勘違いされやすい看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師を辞めたい理由：上司のようになりたくない

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、上司のようになりたくないと思うことがあります。

「上司の姿は将来の自分」とも言われますよね。

と感じると、将来的に自分も楽しくなさそうに仕事をする未来が見えますよね。

先輩の姿をみれば、将来の自分がわかるのです。

「このままじゃ同じルートを辿ってしまう…」という危機感はだいたいあたります。

このように、上司のようになりたくないことは、「甘え」と勘違いされやすい看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師を辞めたい理由：頼れる人がいない

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、頼れる人がいないことがあります。

職場の看護師がどんどん辞めていくと、まともな人は残っていないことがほとんど。

と気軽に声をかけることができるような頼れる人は残りません。

「今、声をかけても大丈夫かな…？」とビクビクしながら相手の表情や行動を伺い仕事をしなければなりません。

また、頼むことができずに、一人で体位交換やケアを行うことにもなります。

このように、頼れる人がいないことは、「甘え」と勘違いされやすい看護師を辞めたい理由になります。

甘えじゃない看護師が辞めたい理由：汚物に苦手意識がある

「甘え」と勘違いされる看護師の辞めたい理由には、汚物に苦手意識があることがあります。

看護師の仕事は、『３K（きつい・汚い・危険）』と言われています。

と誰にも言えないだけで、汚物に苦手意識のある看護師も中にはいます。

病棟のように24時間体制で患者さんを看る職場は、患者さんの血液や排泄物に関わる機会も多く、苦痛に感じてしまいます。

このように、汚物に苦手意識があることは、「甘え」と勘違いされやすい看護師を辞めたい理由になります。

看護師を辞めたいのは甘え？と悩んだときの対処法４選

看護師を辞めたいのは甘え？と悩んだときの対処法４選を紹介していきます！

体験談を交えて、順に解説していきますね！

看護師を辞めたい時の対処法：周囲の人に相談する

看護師を辞めたい理由が甘えかどうかと悩んだときは、周囲の人に相談してみましょう。

相談相手は以下の３パターンに分けられます。

相談相手3パターン

同期や先輩看護師に相談する

看護師を辞めたいと同じ悩みを抱える同期や先輩看護師がいるはずです。

悩みを共有することで、ストレスが軽減したり、思いがけない対処方法が見つかるかもしれません！

このように同期に具体的な解決策が浮かんできたり、励ましてもらったりすることができます。

相談する相手を間違えると「○○さんのこと嫌いらしいよ！」など話に尾びれがついたり、言いふらされることもあります。

そのため、相談する相手は“信頼できる人”に限る同期や先輩看護師に相談することをオススメします。

家族や友人に相談する

「同期がいないor同期や先輩と仲が悪い」時はどうすればいいの？

と病院内で相談できる看護師がいない人も多いはず。

そんな時は家族や友人に相談してみると、ストレスが軽減してスッキリするかもしれません！

家族や他病棟の友人に相談すると、細かい情報を知らないため、具体的な解決策を提案することが難しくなる場合が多いです。

師長や看護部、リエゾン看護師など上司に相談する

看護師を辞めたいと働くことに限界を感じている方は、師長や看護部、リエゾン看護師など上司に相談してみましょう！

リエゾン看護師とは？
精神看護専門看護師のことであり、看護師のメンタルヘルス支援も行っています。

看護roo！より

上司に相談することで、辞めたいと感じる原因に対して対処してもらうことができます。

相談しても動いてくれない場合があるため、辞めたい理由を明確にして、しっかりと要望を伝えることが大切です。

私の体験談

と実際に私も師長さんに伝えたら、その日のうちにストレスの原因となる看護師との勤務を変更してもらえました！

上司はあなたの異変に気づいていない可能性もあるので、気づいてもらうことを待つより、自分で上司に伝えましょう！

看護師を辞めたい時の対処法：病棟を異動する

看護師を辞めたいのは甘えかどうかと悩んだときは、病棟を異動してみましょう。

病棟異動を考えた方がいい場合

と上司に話を聞いてもらうことができず、我慢を強いられた場合は看護師を辞めたい原因となる人間関係を改善させることはできません。

また、辞めたいと思う原因となる看護師が複数人いると、勤務を組むことが難しく、あなたは我慢し続けなければなりません。

病棟異動すれば、看護師を辞めたいと思うストレスの原因をリセットすることができます。

ただ、こんなデメリットも…

デメリットの方が大きいと感じれば、「転職」して職場を変えましょう！

看護師を辞めたい時の対処法：休職する

看護師を辞めたいのは甘えかどうかと悩んだときは、休職してしばらく休むのも一つの手です。

休職とは、労働者側の都合で業務を成し遂げることが困難、または適当でない場合は労働契約を維持しながらも、労働者の業務を免除する（長期的に会社を休む）こと。

ナース専科『働く看護師の「休職」の選択。適用期間から傷病手当金などの保障を解説』より

つまり休職とは、長期的に会社を休み、メンタルが回復するまで療養する期間のことを意味します。

日本看護協会の「2015年病院看護実態調査」より引用

休職することで、心身の休養をすることができ、忙しくて考えられなかった「辞めたい理由」を明確にすることができます。また、休んでいる間に気持ちを整理することができます。

休職したいと考える看護師さんはこちらの記事をご覧ください！

看護師を辞めたい時の対処法：転職して病院を変える

看護師を辞めたいのは甘えかどうかと悩んだときは、転職して病院を変えるのも一つの手です。

転職して病院が変われば、全てリセットされるので、新たな気持ちで再スタートできます！

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看護師を辞めたいのは甘えと悩めるあなたへオススメの職場３選

看護師を辞めたいのは甘えなのかな…悩めるあなたへオススメの職場を紹介していきます！

看護師を辞めたいのは甘えと悩めるあなたへオススメの職場：訪問看護

訪問看護では、自宅で療養する利用者のもとへ看護師が直接訪問しケアを行います。

一人で患者さんのもとへ来訪するので、人と関わることは少ない職場になります！

訪問看護は利用者さんと一対一でとじっくり向き合い看護を行うことができます。

一人で行動できるからこそ、看護師の職場でよくある嫌な人間関係を避けることができます！

病棟で看護観に沿ったケアができていないとジレンマを感じる看護師にとって、訪問看護業務にやりがいを感じることができます！

夜勤はなく、土日休みを確保することができます。ただし、オンコールが必要な場合もあるのでよく確認しましょう。

看護師を辞めたいのは甘えと悩めるあなたへオススメの職場：企業内看護師

企業内看護師は大手企業や外資系企業の医務室内にいる看護師です。

デスクワークでの一人作業が多い看護師の職場になります。

夜勤もなく、平日のみで勤務することができ、残業はほとんどありません。

プライベートも確保することができ、ゆるく働くことができます。保健師の資格を要とする企業もあります。

働きやすい環境で好条件の求人であるため、競争率の高い激レア求人となります。

看護師を辞めたいのは甘えと悩めるあなたへオススメの職場：デイケア（通所リハビリテーション）

デイケアとは、日帰りで医師の指示のもと専門的なリハビリ中心の機能訓練を行うサービスです。

デイケアの中には精神疾患を抱えるかたのリハビリを行う精神科デイケアもあります。

理学療法士など他職種は多いですが看護師が1人または小人数しかいないため、人間関係がドロドロしにくい看護師の職場になります。

夜勤がなく、平日のみの場合が多くワークライフバランスが整いやすい勤務形態になります。

利用者は、決まった時間に帰宅するので残業もありません。

また、緊急対応も少なく、基本的な看護技術があれば勤めることができます。

働きやすい仕事であり、人の入れ替わりが少ないため、求人もあまり出ていません。

【まとめ】看護師を辞めたい＝甘えではない

いかがでしたか？

結論、看護師を辞めたい＝甘えではありません！

正直、「看護師を辞めたいと弱音を吐くことが甘えだ」と言い張る看護師のいる職場はヤバいです…

あなたの心が病んでしまう前に「転職」して、職場から今すぐに抜け出しましょう！