こんにちは、現役ナースのぷろぽです!
看護師になるんじゃなかった…看護師なんてならない方がいい!
と看護師になって後悔したことはありませんか?
実は私も「看護師になるんじゃなかった」となって後悔したことがあります…しかし、今は看護資格があって良かったと思えるようになりました。
この記事では、現役ナースの体験談をいかして「看護師になって後悔した看護師のあなた」に以下のことが分かります。
- 看護師にならない方がいい人の特徴
- 「看護師になるんじゃなかった」となって後悔した体験談
- 「看護師になるんじゃなかった」となって後悔しない方法
この記事を読むと、看護師になって後悔した過去があっても、看護師の資格を生かして幸せになることができます!
看護師にならない方がいい人の特徴11選
看護師にならない方がいい人の特徴11選はこちら!
- 不器用
- 感受性が高い人
- 体力がない
- 向上心がない
- 周囲に頼れない
- プレッシャーに弱い
- 完璧主義な人
- 体調を崩しやすい
- 人と関わることが苦手
- 汚物に強い抵抗がある
- 感情のコントロールができない
順に解説していきますね!
現役ナースの私が「看護師になるんじゃなかった」となって後悔した体験談も後述しているので、最後までお付き合いください!
看護師にならない方がいい人:不器用
看護師にならない方がいい人の特徴は、不器用な人です。
看護師は採血、点滴、ルート管理など細かい作業を行う仕事も多くあります。
不器用だと仕事ができるようになるまでに時間がかかり、周りに追いつこうと焦って失敗が増えたり、周りと比較して落ち込んだりします。
私も不器用でよく「あんた不器用ね!」と言われることで何度も落ち込みました。不器用な私でも時間と経験が何とかしてくれました!
看護師にならない方がいい人:感受性が高い人
看護師にならない方がいい人の特徴は、感受性が高い人です。
看護師の仕事は、常に患者さんの命の危機に隣り合わせの職業になります。
感受性が高いことで、患者さんの相手の話すトーンや顔色などから喜怒哀楽を大きく感じやすいため、繊細で傷つきやすいとも言えます。
さらに、感受性が高いのでストレスを感じやすく、落ち込みやすい傾向にあります。
感受性が高い方は、もしかするとHSPかもしれません…!
HSP (Highly Sensitive Person)とは?
HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味。
参考記事:マドレクリニックHSP
【HSPの特徴】
- 深く情報を処理する
- 過剰な刺激を受けやすい
- 共感しやすい
- 心の境界線が薄い・もろい
- 疲れやすい
- 自己否定が強い
感受性の高い看護師は患者さんの生死に共感しやすく、悲しいことがあると、落ち込みやすいのです。
私もHSPです。自分の悪口だけでなく、人の悪口を聞いても病んでしまうため、聞かないように気を付けて生活していました。
看護師にならない方がいい人:体力がない
看護師にならない方がいい人の特徴は、体力がない人です。
看護師の仕事は、体力を必要とする場面が多くあります。
- 夜勤
- 残業
- 一日中歩きっぱなし
- 患者さんの体位交換や移乗
体力に加えて、集中力も必要になります。そのため、帰宅後は脚が浮腫んで、ヘトヘトで動けないこともよくあります。
私はオールできないほど体力がなかったので、初めて夜勤をした時はめちゃくちゃきつ過ぎました。何度も夜勤を経験してきましたが、慣れることはなかったですね。
看護師にならない方がいい人:向上心がない
看護師にならない方がいい人の特徴は、向上心がない人です。
医療の進歩に伴い、看護師も最新の医療知識を身につけなければならず、常に勉強が必要となります。
そのため、帰宅後も勉強に励んだり、休日でも勉強会やセミナーに参加するなど休む暇がありません。
しかし、勉強に向上心のない人は、後輩にもどんどん追い抜かされていき、仕事を任されないようになります。
知識がないまま実践してしまうため、取り返しのつかないミスをしてしまう可能性もあります…
看護師にならない方がいい人:周囲に頼れない
看護師にならない方がいい人の特徴は、周囲に頼れない人です。
便ケアや薬のダブルチェックなど、看護師は一人で仕事をこなすことはできず、看護師同士での協力プレーが大切になる場面がよくあります。
しかし、忙しさや人間関係などの職場環境が悪いと、人に頼ることができなくなります。
今、声をかけても大丈夫かな…?
とビクビクしながら相手の表情や行動を伺い、わからないことを意思表示することが難しくなります。
頼むことができずに、一人で体位交換やケアを行うことでキャパオーバーになり、ミスをしてしまいます。
周りに悩みを相談できず、自分一人で抱え込んでストレスに感じてしまうのです。
看護師にならない方がいい人:プレッシャーに弱い
看護師にならない方がいい人の特徴は、プレッシャーに弱い人です。
看護師は絶対に失敗してはいけない究極の場面に出くわすことがよくあります。
- 怖い先輩とペアになった時
- 怖い先輩がリーダーの時
- 点滴をさせる箇所が一か所しかない時
- 患者さんから「点滴失敗しないでね」と圧力をかけられたとき
プレッシャーに弱いと、緊張するため失敗しやすくなります。
私は怖い先輩とペアだと怒られるのが怖くて、「今日は絶対にミスできない日」だと覚悟を決めて出勤していました。私はプレッシャーに弱いので、空回りをして、そんな日に限ってよく失敗していました。
看護師にならない方がいい人:完璧主義な人
看護師にならない方がいい人の特徴は、完璧主義な人です。
ミスしないのが当たり前なのに、患者さんにまで迷惑をかけて…私ってダメな人間。
完璧主義の看護師は、自分に厳しすぎて、理想を超えられなかった自分を許すことができません。
また、0か100の両極端な考え方で自分を評価してしまいます。
患者さんを守ることに使命感を持って働いているため、ミスをしてしまうと、気持ちの切り替えが難しく、落ち込んだ状態から抜け出すことができなくなります。
看護師にならない方がいい人:体調を崩しやすい
看護師にならない方がいい人の特徴は、体調を崩しやすい人です。
看護師は夜勤のある不規則な生活やハードな仕事から、以下のように体調を崩しやすくなります。
- 腰痛
- 不眠症
- 適応障害やうつ病などの精神疾患
体調を崩してしまうと、仕事に支障がでてしまうようになります。
私は「うつ病」になってしまいました。1年以上の休職期間を経験しました。一度身体を壊してしまうと、元に戻るのに時間がかなりかかります…
看護師にならない方がいい人:汚物に強い抵抗がある人
看護師にならない方がいい人の特徴は、汚物に強い抵抗がある人です。
看護師の仕事は、『3K(きつい・汚い・危険)』と言われています。
- オムツ交換
- 吸痰
- 採血
- ドレーンの排液処理
- ストーマの交換
実は、オムツ交換苦手なんだよね…
と誰にも言えないだけで、汚物に苦手意識のある看護師も中にはいます。
病棟のように24時間体制で患者さんを看る職場は、患者さんの血液や排泄物に関わる機会も多く、苦痛に感じてしまいます。
患者さんの血液や排泄物から感染させてしまう可能性もあるため、看護師は自分や家族の身を守らなければなりません。
私も正直汚物は苦手です。学生時代から抵抗感は強かったですが、就職後も慣れという言葉では片付けられないものがありました。オムツ交換が苦手な看護師さんはこちらの記事がオススメ!
看護師にならない方がいい人:人と関わることが苦手
看護師にならない方がいい人の特徴は、人と関わることが苦手な人です。
看護師は患者さんだけでなく、医師や理学療法士など多職種と密にコミュニケーションが必須となります。
しかし、人と関わることが苦手であると、多職種とのコミュニケーションがとれず、ミスをしてしまう可能性があります。さらに、人と関わることが苦手であると、カンファレンスで必要な情報を共有することができません。
ただし、人と関わることが苦手であっても、経験を積めば自然にコミュニケーションを取れるようになります!(毎日訓練されるので、できるようになります)
私は会話が苦手です。未だに語頭には「あ!」という言葉がついてしまうほど苦手…こんな時間がかかりましたが、私でも申し送りや情報共有では問題なく送れるようになりました!
看護師にならない方がいい人:感情のコントロールができない
看護師にならない方がいい人の特徴は、感情のコントロールができない人です。
看護師は、以下のように感情コントロールをしなければならない場面が多くあります。
- 患者さんの死に直面したとき
- 取り返しのつかないミスをしたとき
- 厳しい指導をうけたとき
- 患者さんから暴言・暴力をふるわれたとき
感情のコントロールができないと、うまく気持ちを切り替えることができないため、失敗をしやすくなります。
感情コントロールがうまい看護師は、自分の機嫌や感情を自分で制御できるために、冷静に対処することができます。
賛否両論ありますが、私はいいなと思ったので体験談を紹介します!患者さんが亡くなって悲しんでいた時、先輩看護師から「泣きたいのは患者さんの家族だから、あなたがシャキッとしないと!患者さんの家族の心が前に進めるように、亡くなった直後の心のケアをするのも看護師の役割だよ。」と教えてもらい、今でも心に響いています。
現役ナースが「看護師になるんじゃなかった」となって後悔した体験談
私は、「看護師になるんじゃなかった」となって後悔したことがあります。
私は新卒で大学病院に入職しました。
私の配属された病棟は「院内最強のイジメ病棟」という名で知れ渡るような場所でした。
入職した時から、先輩からのイジメという洗礼を受けることになりました…
- 高圧的な態度で指導
- 理不尽なことで注意される
- 聞こえる声で言われる悪口
- 目の前でため息をつかれる
- 話しかけると無視、嫌な雰囲気を出される
- 失敗をするとナースステーションで怒鳴る
もちろんプリセプターも当時3年目にしてお局気質で、職場には私の味方が誰一人いませんでした。
プリセプターを含む先輩方から受けたトラウマを少しだけ紹介したいと思います。
- 私がインシデントをしてしまった日に「ふざけんな!」と更衣室で蹴られる
- ニヤニヤしながら「いつ仕事辞めるの?」と聞かれる
- 「あんたって頭おかしいから、人間じゃないでしょ?」と先輩の想像力が生んだウソの噂話を流される
昼食中なんて、私の存在を知っていながら目の前で悪口を言われながらご飯を食べることもありました…トイレと汚物処理室だけが唯一休める空間でした。
先輩からのイジメのおかげで、以下のように体調不良が続きました。
- ゴミ屋敷になる
- 5キロ以上痩せる
- なぜか涙が出る
- 死にたいと思う
- 体が鉛のように重い
- 家事ができなくなる
- ごはんが食べれない
- 出勤前は涙がとまらない
- 先輩を目にすると手足の震え
- 先輩の前で胸のドキドキ
- すべて自分が悪いと感じる
- ずっと気持ちが落ち込んでいる
- 休日はベッド上で寝たきりぼーっとしている
正直、生活することさえギリギリの状態まで追い込まれました。
私なんて生きている意味なんてないから、このまま消えてしまいたい…
と強く思い、毎日のようによからぬことを考えていました。
職場では、症状により無気力な私を“やる気がない”と思われ、ますます先輩の指導が厳しくなりました。
その結果…心療内科に受診し、看護師1年目にして「うつ病」と診断されました。
こんなに生きていることが悲しくなるなら、看護師になるんじゃなかった…
となって後悔しました。
看護師として経験を積めば、いつかツライ状況から解放されるはず…!と思い、うつ病のまま看護師2年目を迎えてしまいました。
くわしくはこちらの記事をご覧ください!
しかし、看護師3年目になっても辛い状況からは解放されず、「うつ病」が悪化し、休職を1年以上経験し、退職しました。
約3年間勤めましたが、正直…看護師の仕事にやりがいを感じることはなく、私は看護師に向いていないと感じました。
「私は看護師向いてないから、看護師なんてもう二度とやらない!」
事務や一般企業のOLなど看護師以外の求人をたくさん探しました。
看護師の仕事と比較してみると、看護師の資格はいいとこ尽くしの特権でした!
- 年収500万を超える仕事って意外と少ないんだな
- 時給が1000円以上のバイトはほぼない
- 家賃手当や保育園制度などの福利厚生が整っている職場って意外とない
- ライフイベントによって転職がマイナスイメージにならず当たり前にできる
- 夫の転勤があっても、見知らぬ土地で就職先に困ることがない
- 正社員だけでなく、バイトやパートなど働き方を選べやすい
- 他の職種への転職が失敗したとしても、看護師に戻ればいいと最悪の場合が保証されている
看護師の仕事と比較してみると、看護師って働く条件が整っていて、女性のライフイベントによって働き方を変えやすい職業だと感じ、看護資格をとって良かったと感じました。
未経験・未分野の世界で私がやってみたいことは見つからず、病棟以外の働き方を変えて転職することに決めました!
看護師の転職を成功させるために、まず私は「看護師転職サイト」に無料登録して、相談してみることにしました。
私は看護師の仕事に向いていないことが分かりました。看護師の仕事を続けるべきか辞めるべきかと悩んでいます。第三者の目線でどう思われますか?
ぷろぽさんと同じように看護師自体を続けるか悩む看護師さんも多くいます。看護師に向いていないのではなく、今回の職場が合わない、病棟看護師が合わなかった可能性があります。やりたいことがなければ見つかるまで、一つずつ潰して探していけばいいのです。私も全力でサポートしますね!
ありがとうございます!
転職アドバイザーと一緒に、自分がやりたくないことから徐々に的を絞っていき、本当にやりたいことを見つける努力をしました。
自分がやりたくないことから程遠い職場へ転職できたことで、病棟のように忙しくはなくなり、初めて働くことが楽しいと感じるようになりました。
私のように「看護師にならない方がいい人の特徴」にすべて当てはまっている看護師でも、自分に合った働き方を選ぶことができれば、看護師になったことを後悔しません!
私が身をもって体験しました!
病院で働くこと=看護師ではありません。病院以外の働き方を知っておくことで、生き方が幅広く広がります!私のように看護師の中で、自分にあう職場を見つけるのも◎
「看護師になるんじゃなかった」となって後悔しない方法
看護師になるんじゃなかった…
「看護師になるんじゃなかった」となって後悔しない方法は、『転職』して自分に合う職場へ転職することです!
転職する方法は、私が実際に利用してよかった「看護師転職サイト」を利用した転職をすることです!
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看護師にならない方がいい時のQ&A
看護師のつらいことは何ですか?
看護師のつらいことは以下の通りです!
- 人間関係がドロドロしているから
- サービス残業が多いから
- 妊娠・育児に専念するため
- 休みを取りづらい雰囲気があるため
- カレンダー通りに休めないため
- 有休消化できないから
- 収入面に不満があるため
- 交代制の夜勤が辛いため
- 他の病院の方が魅力に感じるため
- 看護師に向いていないため
- 適応障害やうつ病などの精神疾患になったため
- 正当な評価をされないため
- キャリアアップできないため
- 責任が重すぎるため
- 患者さんから暴言・暴力やセクハラにあうため
- 理想と現実のギャップを感じるから
- 同期と比較してしまうから
- 奨学金を返済したため
- 上司のようになりたくないから
- 頼れる人がいないから
- 結婚を機に寿退職するから
- 汚物に苦手意識があるから
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看護師に向いていないと思うところは?
私が看護師に向いていないと思うところはこちらでした!
- 汚物や体液が超苦手
- 勉強意欲がゼロ
- やりがいがわからない
- 内気な性格で、患者さんや他職種と会話すらまともにできない
- 歩くインシデントと呼ばれるほどのポンコツ具合
看護師に向いていないため二度とやらないと思っていた体験談はこちらになります!
まとめ
いかがでしたか?
看護師にならない方がいい人の特徴11選はこちらでした!
- 不器用
- 感受性が高い人
- 体力がない
- 向上心がない
- 周囲に頼れない
- プレッシャーに弱い
- 完璧主義な人
- 体調を崩しやすい
- 人と関わることが苦手
- 汚物に強い抵抗がある
- 感情のコントロールができない
後悔しないように、自分の幸せは自分で手に入れましょう!
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