【現役看護師が絶望】自分のせいで死んだかもしれない体験談|確認不足で死亡

こんにちは、現役ナースのぷろぽです！

と絶望していませんか？

看護師の仕事はミス一つで、患者さんの命取りになります。

私は「歩くインシデント」と呼ばれるほど、たくさんミスをしてきて、中には自分のせいで患者が死んだかもしれない経験を何度かしてきました。

当時は「私がいることで患者さんにも迷惑がかかるし、いつ取り返しのつかないミスをするか怖い」と感じ、希死念慮を覚えることもあり、「うつ病」になりました。

この記事では、「自分のせいで患者が死んだかもしれないと絶望の淵にいる看護師のあなた」に以下のことが分かります。

この記事を読むと、絶望で毎日目がパンパンに腫れるまで泣いている状態から、前を向いて看護師として立ち直ることができます！

自分のせいで患者が死んだかもしれない看護師の体験談

現役ナースの私が自分自身の「自分のせいで患者が死んだかもしれない体験談」をお話していきます。

※以下、患者さん・自分自身の個人情報等はふせます。

自分のせいで患者が死んだかもしれない看護師の体験談

新人看護師の時に、ICUにて人工呼吸器を使用する患者さんを担当しました。

痰が貯留していたため、気管内吸引を行いました。吸引の刺激によって、心拍数が0になってしまいました。

オープンフロアだったため、緊急度の高いアラームが鳴り始め、先輩たちがすぐに「大丈夫！何があったの！？」と駆けつけて、心臓マッサージを行いました。

私は初めてのことで怖くて、怖くて何もできませんでした。

…と強く反省し、強く自分を責めました。

先輩看護師の素早い対応のおかげで、患者さんは一命をとりとめることができました。

一部の先輩看護師から、以下のようにコソコソと陰口を言われることもありました。

その後は、吸引する行為自体が怖くなってしまったり、自然と涙が出るようになったり、命に関わるプレッシャーに耐えられずに「看護師を辞めたい」と思うようになりました。

人間関係のストレスや労働環境の悪さによる原因も含めて、「うつ病」になってしまいました。

現在は転職し、急性期病院を離れて、自分のミスが命に直結しない職場でゆるく働いています。

以上のように、自分のせいで患者が死んだかもしれない体験をすると、私と同じように適応障害やうつ病などの精神疾患になるかもしれません。

看護師の確認不足で死亡した実例もある！

自分のせいで患者が死んだかもしれない私の体験談をお話しましたが、実は看護師の確認不足で死亡した実例もあります。

看護師の仕事は、多重課題かつ多忙を極めるため、確認不足でのミスをする実例がとても多いですよね。

そのため、看護師の確認不足で死亡する実例もあることを踏まえて紹介していきます。

看護師の確認不足で死亡した実例

2021年10月のニュース

患者は心筋梗塞と診断された後、手術を受けた。
経過観察で入院していた夜、病変を知らせる警告が作動したにもかかわらず、看護師らは心電図モニターの監視を怠った。
男性は約３時間後、心肺停止の状態で見つかり、死亡した。
遺族側が市などに約４６００万円の損害賠償を求めた。裁判長は、「看護師らは異常がないか確認する義務を怠った。
速やかに処置が行われていれば（男性は）死亡した時点で、生存していた可能性がある」とし、市に約２２０万円の賠償を命じた。

引用記事：讀賣新聞オンライン「心筋梗塞の手術受けた男性、看護師らがモニター監視怠り死亡…220万円の賠償命令」

看護師の確認不足で死亡した体験談

実際に私の勤めていた病院でも、看護師の確認不足で死亡した実例があります。

※詳しい詳細は控えます

看護師の観察不足の結果、患者さんが死亡していました。
しかし、その看護師は「観察した」と嘘をついたことがバレてしまいました。
バレた後も、「私のせいじゃないから」と他のスタッフのせいにしていました。
結果、その看護師は「お局」であったため、今までイジメられてきた看護師が看護部に批判の声が集まりました。
周りから信用を失い、他の部署にまで広がったことで居づらくなってしまい、職場を辞めてしまいました。

このように、看護師の確認不足で死亡するケースもあります。

看護師が悪い？自分のせいで死んだらどうなる？

看護師が自分のせいで死んだ時の自分自身の変化

怖くなる

看護師は自分のせいで死んだら、ミスをすることが怖くなってしまいます。

と、ミスをすることが怖くなってしまいます。

普段何気ない医療行為にも、不安を感じるようになり、自信がなくなってしまいます。

また、何度も確認作業をしてしまうようになり、思うように仕事が進まないことも起きます。

さらに、ミスが怖くなり、仕事へのモチベーションが低下します。

このように、看護師は自分のせいで死んだら、ミスをすることが怖くなってしまいます。

自分を責める

看護師は自分のせいで死んだら、自分を責めるようになってしまいます。

看護師は患者さんの命を助ける仕事であるため、自分のせいで患者が死んだとなれば、一生忘れることができずに、自分を責めてしまうようになります。

と自分のせいで患者が死んだことを後悔してしまうようになります。

その結果、ダメな人間だと自分を罵り、自分を責め続けてしまうようになります。

このように、看護師は自分のせいで死んだら、自分を責めるようになってしまいます。

看護師を辞めてしまう

看護師は自分のせいで死んだら、看護師を辞めてしまうようになってしまいます。

看護師は患者さんの命を助ける仕事であるため、自分のせいで患者が死んだとなれば、「私には患者さんの命を守る資格なんてない…」と自信を喪失し、看護師を辞めてしまうかもしれません。

命に関わる現場から離れ、全く違う職業に就くことを考えるようになります。

自分のせいで死んだら、トラウマになるため、二度と看護師をしたくないと思うのです。

このように、看護師は自分のせいで死んだら、看護師を辞めてしまうかもしれません。

適応障害やうつ病などの精神疾患になる

看護師は自分のせいで死んだら、適応障害やうつ病などの精神疾患になるかもしれません。

…と自分のせいで死んだら、自分を責めてしまうため、トラウマになり、仕事だけでなく私生活も手につかないようになります。

また、常にネガティブ思考になってしまい、希死念慮を思い浮かべることもあるかもしれません。

自分のせいで患者が死んだ事実から立ち直れないと、適応障害やうつ病などの精神疾患になる可能性が高いです。

看護師にとって自分のせいで死んだ事実は、心身が崩れ落ちそうなほど辛い出来事になります。

その分、心身にストレスを感じてしまうことで、適応障害やうつ病などの精神疾患になってしまうのです。

精神疾患になると、身体の疲れが取れないと感じたり、眠れなくなったり、無気力で何も手につかないようになってしまいます。

一度身体を壊してしまうと、働くこと自体が怖くなり、二度と働けない身体になるかもしれません。

このように、看護師は自分のせいで死んだら、適応障害やうつ病などの精神疾患になるかもしれません。

周りの目が気になる

看護師は自分のせいで死んだら、周りの目が気になるようになります。

と周りの視線が過剰に気になるようになります。気にしすぎて疲れてしまうようになります。

疲労がたまると、ミスを起こしやすくなり、さらに周りの視線が気になる悪循環に陥ります。

失敗から立ち直りたいと思っていても、周りが許してくれないのです。

他にも周りが気になることで、以下のようなことが起きます。

特に人間関係の悪い職場であれば、周りの目が気になって、気を病んでしまうこともあります。

このように、看護師は自分のせいで患者が死んだら、周りの目が気になるかもしれません。

看護師が自分のせいで死んだ時の周りの変化

公開処刑される

看護師は自分のせいで死んだら、公開処刑をされるようになります。

部署内でなぜミスが起きたのかを原因検索、情報共有、再発防止するための対策を考える目的で「事故カンファレンス」が行われます。

病院で働く医療スタッフにとって有意義なカンファレンスであればいいのですが…以下のように「公開処刑」される職場もあります。

ミスが怖くなり、萎縮してしまい、ミスしたとしても報告することができなくなってしまいます…(悪循環)

このように、看護師は自分のせいで死んだら、公開処刑を受けるかもしれません。

話題で持ち切りになる

看護師は自分のせいで死んだら、話題で持ち切りになるようになります。

看護師は女性社会であるため、人のミスや不幸話が大好物な看護師が多い傾向にあります。

自分のせいで死んだら、以下のように他の看護師があなたの気持ちを悲しくさせます。

自分のせいで患者が死んだともなれば、人のミスや不幸話が大好物な看護師・噂好きな看護師の餌食になってしまいます。

そのせいで1週間以上、あなたの話題でもちきりになります。

「仕事がしにくい」「周りの目が気になる」と感じてしまうようになります。

このように、看護師は自分のせいで死んだら、話題で持ち切りになるかもしれません。

信用されなくなる

看護師は自分のせいで死んだら、信用されなくなるようになります。

自分のせいで死んだら、今まで培ってきた信用がゼロになります。

そのため、いつも以上に厳しい目を向けられたり、仕事を任されなくなったり、話しかけてもらえなくなります。

それは、あなたを信用してしまうとミスに巻き込まれて、同じ目に遭うのを恐れているからです。

そのせいで、周りの看護師の目が気になってしまい、関係性がぎこちなく感じてしまうかもしれません。

特に嘘をついてしまった場合は、あなたの信用が一気に落ちてしまいます。

このように、看護師は自分のせいで死んだら、信用されなくなるかもしれません。

仕事できない扱いされる

看護師は自分のせいで死んだら、仕事できない扱いされるようになります。

「任せられない」と今まで任されてきた仕事を、振られないようになります。

他には、優秀な同期と比較対象にされたり、頑張ってもバカにされたり、時には後輩看護師に舐められるようになったりします。

仕事できない扱いを受けるのは一時的なものであればいいですが、そのイメージが強くなりすぎると、経験年数を経ても仕事できない扱いを受け続け、正当な評価を得ることができません。

このように、看護師は自分のせいで死んだら、仕事できない扱いされるかもしれません。

いじめのターゲットにされる

看護師は自分のせいで死んだら、いじめのターゲットにされるようになります。

そのため、辛い気持ちに追い打ちをかけるように無視や悪口、人格を否定するような強い指導をしてしまいます。

このように、看護師は自分のせいで死んだら、いじめのターゲットにされるようになります。

ミスを押しつけられる

看護師は自分のせいで死んだら、ミスを押しつけられるようになります。

自分のせいで死んだら、信用がゼロになり、「危険な看護師」というレッテルを貼られてしまいます。

そのせいで、他の看護師のミスだったとしても、以下のようにミスを押しつけられるようになります。

ミスを押しつけられると、あなたがどんなに正しいことを伝えても聞き入れてもらえないため、とても悲しい気持ちになります。

このように、看護師は自分のせいで死んだら、ミスを押しつけられるようになります。

看護師が自分のせいで死んだときの乗り越え方

看護師が自分のせいで死んだときの乗り越え方4選はこちら！

看護師が自分のせいで死んだ事実と向き合う

看護師が自分のせいで死んだときの乗り越え方は、自分のせいで死んだ事実と向き合うことです。

悲嘆の解決や死別の受容がされにくいと、心理的負担が非常に大きく、消耗性のストレスからバーンアウトを生じやすい。

「看護職者に生じる悲嘆反応と対処行動」より

つまり、自分のせいで死んだ事実に向き合わないと、ストレスを強く感じてしまい、看護師を辞めてしまいます。

自分のせいで死んだ事実に向き合う勇気がないと、いつまでも目を逸らしてしまいます。

自分のせいで死んだ事実に向き合うことで、辛い気持ちを乗り越えて、今以上に成長することができます。

「自分のせいで患者が死んだ」という事実はストレスが大きく、受け止めきれません。

また、自分一人では、自分自身を強く否定したまったり、ネガティブ思考になってしまったり、怖くて勇気が出なかったりと向き合うことができない場合もあります。

そのため、自分以外の誰かに相談することで、正しい方法で向き合うことができます。

このように、自分のせいで死んだ事実と向き合うことで、看護師が自分のせいで死んだときの乗り越えることができます。

看護師が自分のせいで死んだ事実に言い訳をしない

看護師が自分のせいで死んだときの乗り越え方は、自分のせいで死んだ事実に言い訳をしないことです。

自分のせいで死んだ事実に言い訳をすると、自分のせいじゃないと思うことで、気持ちが楽になります。

しかし、言い訳をすると周りから反省していない、責任感がないと言われかねません。

以下のように、自分のせいで死んだ事実に言い訳をしないように注意しましょう。

言い訳をせずに事実を受け止めることで、成長することができます！

このように、自分のせいで死んだ事実に言い訳をしないことで、看護師が自分のせいで死んだときの乗り越えることができます。

看護師が自分のせいで死んだ失敗から学ぶ

看護師が自分のせいで死んだときの乗り越え方は、自分のせいで死んだ失敗から学ぶことです。

どんなに仕事のできる人間でも必ず失敗します。

「失敗は成功の基」と昔から言われているように、失敗から学べることはたくさんあります。

失敗の数が多ければ多いほど、ぐんっと成長することができます。

ただ、成長するためには自分の失敗を認める一歩を踏み出すことが大切になります。

「看護師として成長する・学びなおす機会だったのかもしれない」とポジティブにとらえることも大切です。

自分のせいで死んだ事実を無駄にしないためにも、しっかりと失敗から学びましょう！

このように、自分のせいで死んだ失敗から学ぶことで、看護師が自分のせいで死んだときの乗り越えることができます。

自分のせいで死んだと責めすぎない

看護師が自分のせいで死んだときの乗り越え方は、自分のせいで死んだと責めすぎないことです。

「私が悪いんだ…」と希死念慮を抱くまで、自分を責めすぎないようにしましょう。

自分のせいで死んだ患者さんやその家族は、あなたが看護師を辞めるor人生を辞めるほど病んでほしいとは思いません。

自分のせいで死んだ事実をしっかり受け止めて、看護師として他の患者さんの命を救ってほしい、看護師としてもっと成長してほしいと望むはずです。

人生のターニングポイントだと思い、失敗をバネに看護師人生を豊かに生きることが大切になります。

このように、自分のせいで死んだと責めすぎないことで、看護師が自分のせいで死んだときの乗り越えることができます。

看護師が「自分のせいで患者が死んだ事実に耐えられない」時はどうする？

以下のようにあなたの職場環境が悪いと、どんなに頑張っても立ち直ることができず、最悪の場合、適応障害やうつ病などの精神疾患になる可能性が高いです！

自分のせいで患者が死んだ事実に耐えられない時は、以下を行動をとりましょう！

順に解説していきますね！

心療内科に受診し「休職」する

自分のせいで患者が死んだ事実に耐えられない時は、心療内科に受診し「休職」しましょう！

自分のせいで患者が死んだとなれば、大きなストレスを伴います。

休職することで、心身の疲労が取れるまでゆっくり休むことができます。

あなたが適応障害やうつ病などの精神疾患になっていた場合は、基本的に考え方がネガティブになります。

仕事に行くのが怖くなると退職・転職を真っ先に考えてしまいがちですが、退職や転職は人生において大きな決断なので、正しい判断ができないときにすべきではありません！

感情の波が落ち着くまで待ち、冷静な判断が行えるまで『休職』しましょう！

休職することで、心身の休養をすることができ、忙しくて考えられなかった「これから先のこと」を明確にすることができます。また、休んでいる間に気持ちを整理することができます。

ただし、心療内科を受診後に、医師の診断書が必ず必要になります。

このように、自分のせいで患者が死んだ事実に耐えられない時は、心療内科に受診して「休職」するのがオススメです。

「退職」してゆっくり休む

自分のせいで患者が死んだ事実に耐えられない時は、退職してゆっくり休みましょう！

退職することで、自分のせいで死んだ事実によって周りから責められることはなくなります。

ただ、退職までの間は以下のようなトラブルに巻き込まれる可能性があります。

耐えられないと感じているにもかかわらず、転職のトラブルに巻き込まれてしまい、さらにストレスを感じて、転職を諦めてしまいます。

退職をする気力もない看護師は、「退職代行サービス」の利用がオススメです！

今では、退職代行サービスを利用して仕事を辞める看護師も増えてきています。

退職代行サービスが気になる方は以下の記事をご覧ください。

このように、自分のせいで患者が死んだ事実に耐えられない時は、「退職」してゆっくり休むのがオススメです。

▼看護師が退職する手順や方法を知りたい方はこちらの記事がオススメ▼

新しい職場に「転職」する

自分のせいで患者が死んだ事実に耐えられない時は、新しい職場に「転職」しましょう！

新しい職場に転職することで、陰口をたたかれ辛い思いをすることはなくなり、気持ちをリセットして再スタートすることができます。

転職する時は、『看護師転職サイト』がオススメです！

看護師転職サイトがオススメの理由とは？

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まとめ

いかがでしたか？

看護師が自分のせいで死んだときの乗り越え方4選はこちらでした！

自分のせいで患者が死んだ事実に耐えられない時は…