こんにちは、現役ナースのぷろぽです!
インシデントが多くて落ち込む…仕事するのが辛い
と悩んでいませんか?
私も新人看護師時代は「歩くインシデント」と呼ばれるほど、インシデントが多くて落ち込みました。
なにをやってもダメだ…とネガティブから立ち直ることができずに、「うつ病」になってしまいました。
そこでこの記事では、現役ナースの体験談から「インシデントが多くて落ち込む新人看護師のあなた」に以下のことが分かります!
- 新人看護師にインシデント・失敗が多い理由
- インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法
- インシデント多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直る方法
この記事を読むと、インシデントが多くて落ち込むネガティブな状態から抜け出すことができ、先輩看護師のように仕事をできるようになります!
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由
- 人間関係が悪い
- 慣れない業務
- 夜勤
- 責任が重い
- 仕事量が多い
- 常に気が休まらない
- 適応障害やうつ病などの精神疾患
- 緊張感
- 自信過剰
現役ナースの体験談から立ち直る方法まで解説しているので、最後までお付き合いください!
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由:人間関係が悪い
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由は、人間関係が悪いからです。
以下の理由から、人間関係が悪いと新人看護師がインシデント・失敗を起こしやすくなります。
- 怖い看護師に報連相ができない
- 頼ると無視・悪口をいわれるから誰にも頼れない
- 怒られるのが怖いから、ミスを隠してしまう
特に新人看護師は、怖い先輩看護師に声をかけることができず、報告が遅れてしまいますよね。
また、「怒られたくない気持ち>ミス」が勝ってしまい、ミスを隠してしまうこともあります。
このように、人間関係が悪いと、新人看護師にインシデント・失敗が多い理由になります。
私の職場にも、報連相をしても常に無視する先輩看護師がいました。その先輩がリーダーをしている日は最悪で、医師からの指示を早口で伝達され、聞き返すと「二度も同じこと言わせないで」と注意され、よくコミュニケーションエラーを起こしていました…
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由:慣れない業務
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由は、慣れない業務であるからです。
慣れない業務とは?
病棟内で年に数回しかない技術や疾患の看護、検査、処置、医療機器の操作など
新人看護師は経験が少ないために、慣れない業務にでくわすと、わからないことがわからないまま実施してしまったりするため、インシデント・失敗してしまいます。
このように、慣れない業務であると、新人看護師にインシデント・失敗が多い理由になります。
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由:夜勤
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由は、夜勤の時間帯が関係しています。
最もインシデントが多い時間帯は「8~12時」とされています。
「看護師の疲労とインシデントの関係選一インシデント多発時間の現状分析から考える安全性の向上一」より
つまり、患者さんが起床した朝の忙しい時間帯にインシデント・失敗が起こりやすいのです。
- 夜勤に馴れていないから
- 眠気と心身疲労がピークに達しているから
- 患者さんを受け持つ人数が増え余裕がなくなるから
- 看護師の人数が少なく、目が行き届かなくなるから
- 夜勤だからと言って十分な休息が取れないから
- 長時間労働で集中力がかけているから
- 病室が薄暗くてミスに気づきにくいから
夜勤では気づくことなく、日勤者に指摘され、インシデント・失敗を発見するパターンが多くあります。職場から電話がかかってくることも…
このように、夜勤の時間帯は、新人看護師にインシデント・失敗が多い理由になります。
夜間はせん妄を起こす患者さんが多く、自己抜去や転倒してしまう患者さんが増えますよね。
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由:責任が重い
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由は、責任が重いからです。
看護師の仕事は、患者さんの命を預かる責任の重い仕事になります。
小さなミス一つで、患者さんの命取りになってしまいます。
「人手不足だから」という理由で、新人看護師に能力以上の責任の重い仕事を任せてしまうことがあります。
責任の重さから常にプレッシャーを感じ、ストレスに耐えられず、心身ともに疲弊してしまう新人看護師は以下のような特徴があります。
- 責任感が強い
- キャパオーバーになっている
- ミスをすることがないか常に不安
- 知識や技術、経験に自信がない
過緊張状態が続くと、脳が疲労し、集中力が低下するため、インシデント・失敗を起こしやすくなります。
責任感が強いため、取り返しのつかないミスをしてしまった時は立ち直れないほどに落ち込んでしまいます。
このように、責任が重いと、新人看護師にインシデント・失敗が多い理由になります。
私が新人看護師の時は、責任の重さに耐えられず「うつ病」になり、集中力が余計に低下したことでインシデントを連発していました。大きなミスには繋がらなかったものの、キャパオーバーのまま仕事をするのは自分にとっても患者さんにとっても危ないと感じました。
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由:仕事量が多い
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由は、仕事量が多いからです。
新人看護師は以下のように、仕事を任されてしまいます。
- 「経験だから」と仕事を押しつけられる
- ナースコールは新人看護師がでなければならない暗黙のルールがある
- 先輩看護師の顔色を伺わないといけない
仕事を任されるため、タイムスケジュール通りにはいかずに「なんでできてないの?今まで何していたの?」と怒られてしまい、萎縮して、インシデント・失敗をしてしまいます。
さらに、仕事量が多いと気持ちが焦ってしまうため、インシデント・失敗を起こしやすくなります。
仕事量が多すぎると、中堅・ベテラン看護師でもうっかりミスをしてしまうため、インシデントが起こりやすくなります。
このように、仕事量が多いと、新人看護師にインシデント・失敗が多い理由になります。
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由:常に気が休まらない
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由は、常に気が休まらないからです。
新人看護師は以下の理由から、休むことができずに、常に気が休まらないことがあります。
- 自分の休憩時間を削って仕事をする
- 休憩中に先輩に仕事を任せると悪口を言われる
- 休日を返上して勉強しなければいけない
- 帰宅後クタクタな状態で勉強しなければならない
休憩が取れない環境だと、集中力が低下し、インシデント・失敗を起こしやすくなります。
「若い看護師は休憩を取るなんてありえない!」と休憩を取ってはいけない風潮のある職場は特に危険です。
このように、常に気が休まらないと、新人看護師にインシデント・失敗が多い理由になります。
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由:適応障害やうつ病などの精神疾患
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由は、適応障害やうつ病などの精神疾患かもしれないからです
適応障害やうつ病などの精神疾患になると以下の理由から、インシデントを起こしやすくなります。
- コミュニケーションを避けるようになる
- 落ち込みやすくなる
- 休日にも疲れが取れない
- ボーっとする
- 睡眠不足などの自己管理ができなくなる
適応障害やうつ病などの精神疾患になると脳の機能が低下し、集中力低下・注意力散漫を引き起こし、インシデントをしてしまうようになります。
このように、適応障害やうつ病などの精神疾患になると、新人看護師にインシデント・失敗が多い理由になります。
私も「うつ病」になってしまい、うつ症状により無気力な私を“やる気がない”と思われ、ますます先輩の指導が厳しくなりました…
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由:緊張感
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由は、緊張感があるからです。
- 学生の時には経験していない経験を任されるから
- 自分のミスで患者さんの命取りになるから
- チームの一員として認められず、居場所がないように感じるから
緊張感があるとプレッシャーに感じてしまうため、インシデントを起こしやすくなります。
このように、緊張感があると、新人看護師にインシデント・失敗が多い理由になります。
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由:自信過剰
新人看護師にインシデント・失敗が多い理由は、自信過剰であるからです。
自信過剰は、独り立ち直後の新人看護師に多い傾向にあります。
独り立ちした解放感から自分の知識や技術に自信があるため、「間違いない!」と確認を怠り、インシデント・失敗を起こしてしまいます。
さらに、失敗にも対応できる先輩看護師の姿をマネてしまうことで、インシデント・失敗が多いのです。
このように、自信過剰であると、新人看護師にインシデント・失敗が多い理由になります。
「自信満々の1年目看護師ほど、取り返しのつかないミスをしやすいからフォローする時は注意してね」とよく言われていました!
新人看護師にインシデントや失敗が多い時期・時間帯・原因とは?
新人看護師にインシデントや失敗が多い時期とは?
新人看護師がインシデントを発生しやすい時期は、5月から夜勤も入りだす7月まで、ゆとり がでてきた10月、メンバーとして自覚する1月に多い。
「新人看護師のインシデント発生状況の把握」より
先輩がフォローしてくれていたのに急に独り立ちをすると、不安や戸惑いを感じてしまい、インシデントや失敗が増えるようです。また、「一人でできる」と過信してしまい、インシデントや失敗が増えます。
新人看護師にインシデントや失敗の主な要因
新人看護師にインシデントや失敗の主な個人要因
新人看護師にインシデントや失敗の主な個人要因は「確認が不十分・観察が不十分」とされています。
「新人看護師のインシデント発生状況の把握」より
新人看護師にインシデントや失敗の主な環境要因
新人看護師にインシデントや失敗の主な環境要因は「計画通りに進まない」とされています。
「新人看護師のインシデント発生状況の把握」より
看護師の仕事は、患者さんの状態によって治療方針がコロコロ変わるため、計画通りに進まないことがよくあります。
経験を積んだ看護師は、状況判断を行い落ち着いて計画の立て直しをして行動に移すことができます。
しかし、新人看護師は慌ててしまい、瞬時に優先順位をつけて行動することができないため、新人看護師にインシデントや失敗が起きやすいのです。
新人看護師にインシデントや失敗が多い時間帯とは?
「平日日勤帯のインシデント報告が多い」とされています。
「新人看護師のインシデント発生状況の把握」より
つまり、平日は検査や入院が多かったり、治療方針が変わったりなど業務が慌しくなる時間帯にインシデントや失敗が多くなります。
新人看護師にインシデントや失敗が多い原因とは?
発生内容としては「点滴管理の件数が多く、次いで転倒・内服・薬剤管理が多い」とされています。
「新人看護師のインシデント発生状況の把握」より
同時間に多数の点滴更新をしなければならなかったり、薬それぞれに管理の仕方や投与の仕方も異なり、専門的な技術や知識が必要としたりするため、インシデントや失敗が多くなります。
新人看護師に多いインシデント事例を5選紹介!
新人看護師に多いインシデント事例5選を紹介していきます!
新人看護師に多いインシデント事例①
1年目Nsはビーフリードを開通させる必要があることは把握していたが、開通の確認方法を知らなかった。ダブルチェックを行ったフォローNsはその事を知らなかった。未開通のまま患者に投与し、日勤看護師に指摘を受け発覚した。
「公益財団法人日本医療機能評価機構 医療事故情報収集等事業」より
新人看護師に多いインシデント事例②
1年目の看護師が入浴介助実時、患者の胸部に塗布してあった薬剤テープを濡らしてしまい1年目の看護師が剥がしてしまった。その後、入浴介助終了し部屋に戻った。2年目の看護師が他の患者の入浴介助実施時にゴミ箱に薬剤のテープが捨ててあるのを発見。チームリーダーに報告し、リーダーから主治医不在のため循環器内科の別の医師に報告し、新たに夕方薬剤のテープを貼るように指示受ける。
「公益財団法人日本医療機能評価機構 医療事故情報収集等事業」より
新人看護師に多いインシデント事例③
1年生と先輩が2人で気管挿管中の意識障害のある患者を受け持つ。1年生がメインで受け持っていた。抗生剤の投与は14時に投与予定であったが家族面会、頻回吸引、脳波検査、口腔ケア、内服が重なり計画通りに行かなくなっている状態であった。夜勤帯に変わったときに、抗生剤の投与ができていないことが発覚する。
「公益財団法人日本医療機能評価機構 医療事故情報収集等事業」より
新人看護師に多いインシデント事例④
新人看護師の初めての夜勤日。患者の点滴を確認する際に点滴内容とは違うラベルを貼り、ラベルに書く番号も間違っていた。日勤者が点滴準備前のダブルチェックの際に点滴内容とラベルが違うことに気づく。
「公益財団法人日本医療機能評価機構 医療事故情報収集等事業」より
新人看護師に多いインシデント事例⑤
15時半よりドルミカム開始になった患者。接続などしてあるかを同期の看護師と確認し、3mL/Hで開始したがクランプ開放するのを忘れていた。1時間後閉塞アラームあり、先輩看護師が発見し発覚する。
「公益財団法人日本医療機能評価機構 医療事故情報収集等事業」より
新人看護師は点滴などの薬に関するインシデントが多くありました!点滴や内服など薬を扱うときは特に注意を払うようにしましょう!
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法
- とにかくメモを取る
- 他の人のインシデントを参考にする
- 優先順位をつける
- 素直に伝える
- 有休を使って休む
- 一旦冷静になる
- 相談する
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法:とにかくメモを取る
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、言われたことは何でもメモを取ることです!
~点滴作成中~
患者さんの検査が15時からに時間変更になったから!
あ!はい、わかりました!
…と流れ作業で答えてしまいがち。
看護師は忙しいゆえに、点滴づくりや患者さんのケアなどの作業中に指示や伝達を受けることがよくあります。
メモを取ることなく、曖昧な返事をしてしまうと、「さっき言ったよね?メモとってないあなたが悪いんじゃないの?」とあなたへの評価が下がってしまいます。
- キリの良いところで作業を中断しメモを取る
- 今すぐにメモを取れないことを伝える
- 殴り書きで書かずに読み返せる字で書く
- 3色ボールペンで色分けをする
- チェックリスト風にする
チェックリスト風にすることで、仕事が完了したもの、仕事が終わっていないものを一目で簡単にわかるようになります。
今、患者さんの処置中でメモを取るのが難しいです。あと〇分で作業が終わるので、その後に再度確認させてください!
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、自分の能力を過信せずに、どんな些細なことでもメモを取る姿勢を心がけましょう!
中にはメモを取れないように意地悪をしてくる看護師がいました…メモの取り方は先輩看護師に相談して、私は教えてもらいました!
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法:他の人のインシデントを参考にする
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、他の人のインシデントを参考にすることです!
病棟によって起きやすい特有のインシデントがあります。
- 術後せん妄の患者さんが多いから、胃管や挿管チューブの自己抜去が多い
- 人工呼吸器を扱うから、挿管チューブの長さのミスが起きやすい
インシデントはその日その時だけたまたま起こったのではなく、今後あなた自身にも起こりやすい失敗とも言えます。
- 自分だけでなく他の看護師のインシデントは何があるか確認してみる
- 自分が過去に起こしたミスをノートにまとめておく
一度してしまったインシデントは繰り返して失敗をしてしまいがち。
他のスタッフのインシデント・対策を参考にして、良いところも悪いところも取り入れていきましょう!
このように、インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、他の人のインシデントを参考にしましょう!
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法:優先順位をつける
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、優先順位をつけることです!
看護師の仕事は、複数の患者さんを受け持ち、手術や処置などのスケジュール調整しながら、多重課題をこなさなければなりません。優先順位がつけられない新人看護師は、「すべて優先順位が高い」と感じて、焦ってしまうのです。
焦りを感じてしまうと、手を抜いてしまい、普段しないようなミスをしてしまいます。
「緊急性が高さ×重要度の高さ」から、優先順位を決めるのがオススメ!
- 緊急性の高さ…重症患者や急変などの命に関わる緊急性の高さ
- 重要度の高さ…手術や処置、時間の決まった薬剤など治療に関わる重要度の高さ
例)昨日の夜からA患者さんの体調が悪いから、先にバイタルを測りに行こう!
例)まだBさんのケアが終わっていないけど、Cさんが14時から手術だから、何が起こるかわからないからCさんの準備を先にしちゃおう!
新人看護師は優先順位をつけることが難しいため、業務が始まる前にフォローの先輩に行動計画を確認しておきましょう。
このように、インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、優先順位をつけましょう!
他のスタッフに頼むのも気が引けますが…仕事をこなすコツになります!
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法:素直に伝える
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、素直に伝えることです!
○○さん、今から中心静脈カテーテル挿入するから準備しておいてね!
えっ、あ!はい、わかりました!
と指示を受けると、条件反射で「できます」と伝えてしまい、ミスをしてしまいます。
- わからないことはわからないと正直に伝える
- できないことはできないと素直に伝える
できないって言ったら怒られるかもしれない。嫌な顔されるかもしれない。仕事ができない人間と思われたらどうしよう。
素直に正直に伝えることのできる看護師は、自分の力量をわかっているとも捉えられるため、「仕事ができる」と言えます。
このように、インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、素直に伝えましょう!
断る勇気も大切ですよ!
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法:有休を使って休む
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、有休を使ってゆっくり休むことです!
看護師は夜勤のある不規則勤務で、連休はとれないため、ゆっくり休むことができませんよね。
そこで、有休を利用して、連休を作ってしっかり休みましょう!
仕事のことは一切忘れて、旅行や温泉など自分の好きなことをして楽しみましょう!
自分の好きなことをすることで、気分がリフレッシュし、新たに頑張ろうと思えることができます。
このように、インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、有休を使ってゆっくり休みましょう!
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法:一旦冷静になる
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、一旦冷静になることです!
ミスや急変などの予期しないことが起こると、焦ってインシデントが起こりやすくなります。そんな時は、一旦冷静になりましょう!
- 温かいお湯で手を洗う
- いったんその場を離れる
- 自分ならできると心の中で唱える
- 深呼吸をする(ボックス・ブリージングがオススメ)
ボックス・ブリージングとは?
プレッシャーやストレスのかかる状況でも冷静になれる呼吸法
16秒でできる! ストレスや不安を軽減する「ボックス・ブリージング」より
ボックス・ブリージングの方法
- ゆっくり息を吸う(4秒)
- 息を止める(4秒)
- ゆっくり息を吐く(4秒)
- 息を止める(4秒)
一旦冷静になることで、ストレスやプレッシャーから緊張感をほぐすことができ、優先順位をつけて行動することができます。
このように、インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、一旦冷静になりましょう!
新人看護師時代、慣れない夜勤で急変・緊急入院の連続で心が疲弊していた時に、先輩から「明けない夜はないよ」と励ましてくださったことが心に残ってします!
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法:相談する
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、相談することです!
あなただけでなく、ミスは誰でも一度は経験しています。
インシデントをしてから仕事をするのが怖くなりました。どうしたらいいのかわかりません…
と辛い気持ちを打ち明けることで、ストレスが軽減したり、アドバイスをもらえたりと気持ちを整理することができます!
また、どんな時でも気にかけてくれるため、助け船を出してくれるようになります。
さらに、キャパオーバーなどのインシデントの根本となる原因を解決してくれる可能性もあります。
- 信頼できる先輩看護師
- 同期
- プリセプター
- 家族
- 友達
私の体験談
インシデントをするとから回って、いつもしないようなミスをしてしまいます。どうしたらいいと思いますか?
そんなの自分で考えなよ!私だってあんたの面倒みるのも大変なの!あんたがインシデントしたら、私の指導が悪いって思われるじゃん!
…
このように、インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法は、相談しましょう!
私の職場は人間関係が悪かったため、誰にも頼ることができませんでした。その結果、うつ病になりました。
インシデントの多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直る方法
- ミスは誰でも起こすと考える
- 落ち込むのは1日だけにする
- 失敗は成功のもと
- 伝えたいことを正しく解釈する
- 仕事とプライベートの自分を分ける
ミスは誰でも起こすと考える
インシデントの多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直る方法は、ミスは誰でも起こすと考えましょう!
どんなに仕事のできるベテラン看護師でも、ミスをしないなんてことはありません。
何度もミスを経験したことで、成長することができたのです。
このように、ミスは誰でも起こすと考えることで、インシデントの多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直ることができます。
落ち込むのは1日だけにする
インシデントの多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直る方法は、落ち込むのはその日だけにしましょう!
インシデントをしてしまった事実は変えられません。
インシデントをしてしまうと、その原因は「自分のせい」と自分を否定してしまいます。
そのまま「自分はダメな人間だ」と自己否定をし続けると、いつまで経っても立ち直ることができません。
インシデントをしてしまった後に一番大切なことは、反省をすることではなく、インシデントをしてしまった原因を探求し、インシデントをしないように次の行動を移せるかが大切になりますよ。
あくまで反省を建前として、一人反省会をしすぎて自己嫌悪に陥らないように注意が必要です。
このように、落ち込むのは1日だけにすることで、インシデントの多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直ることができます。
失敗は成功のもと
インシデントの多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直る方法は、失敗は成功のもとと考えましょう!
「失敗は成功の基」と昔から言われているように、失敗から学べることはたくさんあります。
失敗をしたことで、普段は気にも留めていなかったことへも注意することができるため、より一層ミスをすることを防ぐことができます。失敗の数だけ成功することができると、ポジティブに捉えましょう。
失敗から学べることはたくさんありますよ!
このように、失敗は成功の基と考えることで、インシデントの多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直ることができます。
伝えたいことを正しく解釈する
インシデントの多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直る方法は、伝えたいことを正しく解釈しましょう!
インシデントをすると以下のように、インシデントした原因だけでなく、あなたの人間性を含めて否定してくる先輩看護師がいます。
あんたドジで頭の悪い性格だから、ミスするんじゃないの?責任感もないんじゃないの?
看護師は指導力のない人が多く、自分の感情のままに怒るような指導をいてしまいがちです。
そのせいで、あなたは「私が人として悪いから、失敗しちゃったんだ…」と自分を責めるようになってしまいます。
先輩ナースは、私の確認不足を指摘したかったのかな…?
…とインシデントをした時は根本の原因を解決することが大切であるため、感情的な表現には目を向けずに、「先輩が何をあなたに伝えたいのか」を解釈しましょう。
このように、伝えたいことを正しく解釈することで、インシデントの多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直ることができます。
仕事とプライベートの自分を分ける
インシデントの多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直る方法は、仕事とプライベートの自分を分けましょう!
「仕事の自分」「プライベートの自分」を分け二面性をもつことで、人格を否定するような指導を受けても以下のようにポジティブに考えることができます。
「仕事の自分」がミスをして怒られちゃった…「仕事の自分」と「プライベートの自分」は違う存在だもん、仕方ないや!
二面性をもつことで、「プライベートの自分=本来の自分」が怒られたわけではないので、ダメージが少なくて済みます。
このように、仕事とプライベートの自分を分けることで、インシデントの多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直ることができます。
インシデント多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直れない時はどうする?
新人看護師が落ち込む状態から立ち直れないのは、ハッキリ言って職場環境が悪い可能性が高いです!
- ターゲットにイジメを受けている
- 適応障害やうつ病などの精神疾患
- 仕事内容が自分に合っていない
- 教育体制や指導方法に問題がある
- 人間性まで否定される公開処刑を受ける
落ち込む状態から立ち直れないと、無気力になったり、集中力がなくなったりするため、さらにインシデントを起こしやすくなります。
インシデント多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直れない時は、「転職」して職場を変えましょう!
私の体験談
私は新人看護師の時からとにかくミスが多く、「歩くインシデント」と呼ばれるほどでした。
人間関係や労働環境も悪いせいもあってか、すべて自分のせいに感じてしまい、看護師1年目で「うつ病」になりました。うつ病になってからは休職を選ばず、誰にも打ち明けず一人で頑張りました。
しかし、うつ病で無気力な姿から先輩看護師からは「やる気がない」と陰口を言われ、さらに病み、インシデントを起こす悪循環…
結果、仕事を任せてもらえず、看護師2年目になるまで独り立ちできませんでした。
現在は、1年間の休職を経て、急性期病院を離れて、自分のミスが命に直結しない職場でゆるく働いています。職場が自分に合っているのか、インシデントをしなくなりました。 新人看護師時代を振り返って、「もっと早く自分に合う職場に転職すればよかった」と後悔しています。
みなさんには私のように後悔してほしくないため、インシデントが辛いと感じた時は今すぐに逃げ出してくださいね。
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「本当に辞めていいのかどうか」迷っている新人看護師の方はこちらの記事をご覧ください!
▼仕事を頑張りたい新人看護師さんへ▼
▼新人看護師でもカンタンにできる失敗しない職場の選び方▼
▼経験がない新人看護師でも働ける職場一覧▼
▼簡単にできる退職方法▼
まとめ
いかがでしたか?
インシデントの多い新人看護師が失敗を減らす方法はこちらでした!
- とにかくメモを取る
- 他の人のインシデントを参考にする
- 優先順位をつける
- 素直に伝える
- 有休を使って休む
- 一旦冷静になる
- 相談する
インシデント多い新人看護師が落ち込む状態から立ち直れない時は、「転職」して職場を変えることも検討してみてください!