こんにちは、現役ナースのぷろぽです！
看護師やばいインシデントが続いて萎える。立ち直れないし、もう仕事辞めたいな。
と悩んでいませんか？
私は新人看護師の時から「歩くインシデント」と呼ばれるほど、インシデントが多くて落ち込みました。
なにをやってもダメだ…とネガティブから立ち直ることができずに、「うつ病」になってしまいました。
そこでこの記事では、現役ナースの体験談から「インシデントが多くて落ち込む看護師のあなた」に以下のことが分かります！
- 現役看護師のやばいインシデント集
- 看護師のやばいインシデントが続く理由
- 看護師がやばいインシデントが続く時の対処法
この記事を読むと、インシデントが続く負の連鎖を断ち切ることができます！
現役看護師のやばいインシデント集
現役看護師のやばいインシデント①
せん妄の患者さんが大暴れして、点滴ルート類、胃管カテーテル、中心静脈カテーテルを抜去されて血まみれになっていることを発見。看護師総出で患者さんを抑えました…
現役看護師のやばいインシデント②
胃管カテーテルを固定しているテープが取れなくてはさみを使ったら、胃管カテーテルに穴をあけてしまい、再挿入となってしまいました。
現役看護師のやばいインシデント③
新人看護師の時に、怖い先輩看護師の見守りで薬を溶解していたら、緊張のあまり手元がおぼつき薬が先輩看護師に向かって噴射させてしまいました。「あんたのせいで服がびちゃびちゃじゃない！」と言われ、一日中無視されました。
【Twitterでみる】看護師のやばいインシデント集
Twitterより看護師のインシデントに関する体験談を紹介していきます！
ぷろぽあなただけでなく、インシデントに悩んでいる看護師は多くいるようです…！
看護師のやばいインシデントが続く理由
- 教育体制や指導方法に問題がある
- 仕事内容が自分に合っていない
- キャパオーバーになっている
- 適応障害やうつ病などの精神疾患
- 休憩が取れていない
看護師のやばいインシデントが続く理由：教育体制や指導方法に問題がある
看護師のやばいインシデントが続く理由は、上司の教育体制や指導方法に問題があるからです。
- 不安なのにも関わらず、独り立ちをさせる
- 指導はせずに、見て真似るように強要する
- 人格を否定するような指導をしてしまう
- 報連相できない雰囲気をだす
- 教育をしたがらない
- 質問をしても無視してしまう
- 失敗をしても原因を一緒に解決するのではなく、怒鳴ってしまう
看護師私、あんたに教える気はないから、自分でみて覚えてよね！さっき教えたからできるよね？(圧力)
と上司の指導がステレオタイプで、先輩の姿をみて学ぶこと＝指導だと勘違いしている看護師もいます。
指導を受けた側は萎縮してしまい、「報連相ができない」「自分で問題を解決する」と間違えた対処行動を起こしてしまいます。
怒られたくないために、やばいインシデントが続くのです。
このように、上司の教育体制や指導方法に問題があると、看護師のやばいインシデントが続くのです。
看護師のやばいインシデントが続く理由：仕事内容が自分に合っていない
看護師のやばいインシデントが続く理由は、仕事内容が自分に合っていないからです。
看護師急性期病院に入職したけど、ゆっくり患者さんと関われる慢性期病院の方が自分の性格には合ってる。
仕事内容が自分に合っていないと、どんなに職場に慣れてきたとしても、能力を発揮できずにインシデントを連続して起こしてしまいます。
それは、何度経験しても自分の中に苦手意識があるため、ミスが起こりやすくなっています。
このように、仕事内容が自分に合っていないと、看護師のやばいインシデントが続くのです。
看護師のやばいインシデントが続く理由：キャパオーバーになっている
看護師のやばいインシデントが続く理由は、キャパオーバーになっているからです。
看護師の仕事は、複数の患者さんを受け持ち、手術や処置などのスケジュール調整しながら、多重課題をこなさなければなりません。緊急入院や急変などの、突発的な出来事もおこるなんて日常茶飯事。
トイレに行く暇もないほど忙しいため、心に余裕がなく、一度に複数のタスクを行うとキャパオーバーになってしまいます。
焦りを感じてしまうと、手元がおぼつき、普段しないようなインシデントをしてしまいます。
一回でもミスをしてしまうと、落ち込んで、集中力が低下し、またミスをする…負の連鎖から抜け出すことができなくなります。
このように、キャパオーバーになっていると、看護師のやばいインシデントが続くのです。
看護師のやばいインシデントが続く理由：適応障害やうつ病などの精神疾患
看護師のやばいインシデントが続く理由は、適応障害やうつ病などの精神疾患になっているからです。
看護師最近、インシデントが多いな。身体もだるくて、なんか疲れが取れないな。
と普段はしないインシデントを繰り返すようになるは、もしかすると適応障害やうつ病などの精神疾患しているせいかもしれません…！
厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」により、下記のような症状が続くと「うつ病」の可能性があるされています。
- 気分が落ち込む
- 楽しめない
- 悪いほうにばかり考えてしまう
- 食欲がない
- 性欲がない
- 眠れない、過度に寝てしまう
- 体がだるい、疲れやすい
- 頭痛や肩こり
- 動悸
- 胃の不快感、便秘や下痢
- めまい
- 口が渇く
少しでも当てはまったら、まずは心療内科やメンタルクリニックへの受診を検討してみてください！
メンタルに不調が出ると、基本的に考え方がネガティブになり、心身が十分に休むことができません。
そのため、適応障害やうつ病などの精神疾患になると脳の機能が低下し、集中力低下・注意力散漫を引き起こし、インシデントをしてしまうようになります。
このように、適応障害やうつ病などの精神疾患になると、看護師のやばいインシデントが続くのです。
看護師のやばいインシデントが続く理由：休憩が取れていない
看護師のやばいインシデントが続く理由は、休憩が取れていないからです。
看護師は仕事が回らないため、トイレに行く暇もなかったり、かけ込んでご飯を食べたり、自分の休憩時間を削って仕事をしてしまうことはよくありますよね。
このような、休憩が取れない環境だと、疲労が蓄積し、集中力が低下し、インシデントを起こしやすくなります。
看護師若い看護師は休憩を取るなんてありえない！
と休憩を取ってはいけない風潮のある職場は特に危険です。
看護師がインシデントをしないためには、休憩と仕事とのメリハリがとても大切です！
このように、休憩が取れていないと、看護師のやばいインシデントが続くのです。
看護師がやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法
- 有休を使って休む
- 一旦冷静になる
- 周囲の人に相談する
- インシデントは誰でも起こすと考える
- 落ち込むのは1日だけにする
- 失敗は成功のもと
看護師がやばいインシデントが続く時の対処法：有休を使って休む
看護師がやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法は、有休を使って休むことです！
看護師は夜勤のある不規則勤務で、連休はとれないため、ゆっくり休むことができませんよね。
そこで、有休を利用して、連休を作ってしっかり休みましょう！
仕事のことは一切忘れて、旅行や温泉など自分の好きなことをして楽しみましょう！
自分の好きなことをすることで、気分がリフレッシュし、新たに頑張ろうと思えることができます。
このように、有休を使って休むと、看護師のやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法になります。
看護師がやばいインシデントが続く時の対処法：一旦冷静になる
看護師がやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法は、一旦冷静になることです！
インシデントなどの予期しないことが起こると、終わりがみえないため、焦ってしまうために、インシデントが続いてしまいます。そんな時は、一旦冷静になりましょう！
- 温かいお湯で手を洗う
- いったんその場を離れる
- 自分ならできると心の中で唱える
- 深呼吸をする(ボックス・ブリージングがオススメ)
ボックス・ブリージングとは？
プレッシャーやストレスのかかる状況でも冷静になれる呼吸法
16秒でできる！ ストレスや不安を軽減する｢ボックス・ブリージング｣より
ボックス・ブリージングの方法
- ゆっくり息を吸う（4秒）
- 息を止める（4秒）
- ゆっくり息を吐く（4秒）
- 息を止める（4秒）
一旦冷静になることで、ストレスやプレッシャーから緊張感をほぐすことができ、優先順位をつけて行動することができます。
このように、一旦冷静になると、看護師のやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法になります。
ぷろぽ新人看護師時代、慣れない夜勤で急変・緊急入院の連続で心が疲弊していた時に、先輩から「明けない夜はないよ」と励ましてくださったことが心に残ってします！
看護師がやばいインシデントが続く時の対処法：周囲の人に相談する
看護師がやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法は、周囲の人に相談することです！
あなただけでなく、インシデントは誰でも一度は経験しています。
看護師インシデントをしてから仕事をするのが怖くなりました。どうしたらいいのかわかりません…
と辛い気持ちを打ち明けることで、ストレスが軽減したり、アドバイスをもらえたりと気持ちを整理することができます！また、どんな時でも気にかけてくれるため、助け船を出してくれるようになります。
さらに、キャパオーバーなどのミスの根本となる原因を解決してくれる可能性もあります。
- 信頼できる先輩看護師
- 同期
- プリセプター
- 家族
- 友達
相談する相手を間違えると「○○さんのこと嫌いらしいよ！」など話に尾びれがついたり、言いふらされることもあります。
家族や他病棟の友人に相談すると、細かい情報を知らないため、具体的な解決策を提案することが難しくなる場合が多いです。
このように、周囲の人に相談すると、看護師のやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法になります。
ぷろぽ私の職場は人間関係が悪かったため、誰にも頼ることができませんでした。その結果、うつ病になりました。
看護師がやばいインシデントが続く時の対処法：インシデントは誰でも起こすと考える
看護師がやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法は、やばいインシデントは誰でも起こすと考えましょう！
どんなに仕事のできるベテラン看護師でも、インシデントをしないなんてことはありません。
何度もインシデントを経験したことで、成長することができたのです。
このように、やばいインシデントは誰でも起こすと考えることで、看護師のやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法になります。
看護師がやばいインシデントが続く時の対処法：落ち込むのは1日だけにする
看護師がやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法が、落ち込むのはその日だけにしましょう！
やばいインシデントをしてしまった事実は変えられません。
インシデントをしてしまうと、その原因は「自分のせい」と自分を否定してしまいます。
そのまま「自分はダメな人間だ」と自己否定をし続けると、いつまで経っても立ち直ることができません。
やばいインシデントをしてしまった後に一番大切なことは、反省をすることではなく、インシデントをしてしまった原因を探求し、ミスをしないように次の行動を移せるかが大切になりますよ。
あくまで反省を建前として、一人反省会をしすぎて自己嫌悪に陥らないように注意が必要です。
このように、落ち込むのは1日だけにすることで、看護師のやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法になります。
看護師がやばいインシデントが続く時の対処法：失敗は成功のもと
看護師がやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法が、失敗は成功のもとと考えましょう！
「失敗は成功の基」と昔から言われているように、失敗から学べることはたくさんあります。
失敗をしたことで、普段は気にも留めていなかったことへも注意することができるため、より一層ミスをすることを防ぐことができます。失敗の数だけ成功することができます。
失敗から学べることはたくさんありますよ！
このように、失敗は成功のもとと考えることで、看護師のやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法になります。
【休職・退職・転職】看護師がやばいインシデントが続く…立ち直れない時はどうする？
看護師インシデントが続いて、全然立ち直れない…
ぷろぽインシデントが続いて落ち込む状態が続いているのは、適応障害やうつ病などの精神疾患かもしれません！私の体験談をお話します。
私の体験談
私は新人看護師の時から失敗ばかりで…「歩くインシデント」と呼ばれるほどでした。
周りから「あんたと夜勤一緒だとインシデントするから嫌だ」などとコソコソと笑われたり、自分のせいじゃないインシデントでもなすりつけられることもありました。
徐々に「インシデントを続くのは、私自身ができない人間だからなんじゃないか」と思うようになりました。
- 体が鉛のように重い
- 家事ができなくなる
- 涙がとまらない
- すべて自分が悪いと感じる
- ずっと気持ちが落ち込んでいる
- 休日はベッド上で寝たきりぼーっとしている
気分が落ち込み、体調不良が続きました…心療内科に受診すると「うつ病」と診断されました。
診断後も、頑張れると思って無理に働き続けてしまいました。すると、症状である無気力感から「仕事に対するやる気がない」と言われ、独り立ちすらできませんでした。
約１年間休職を経て、心身の負担にならない職場に転職しました！
現在はうつ病を克服し、インシデントしなくなりました！
もちろん人間関係や労働環境もよくなり、「歩くインシデント」と言われていた過去の自分とは無縁の生活を送っています。
看護師がインシデント続いて辛いと悩んでいる時にすべきこと
- 休職
- 退職
- 転職
看護師がやばいインシデントが続くと立ち直れない時：休職
看護師がやばいインシデントが続く…立ち直れない時は、休職してしばらく休むのも一つの手です。
休職とは、労働者側の都合で業務を成し遂げることが困難、または適当でない場合は労働契約を維持しながらも、労働者の業務を免除する（長期的に会社を休む）こと。
ナース専科『働く看護師の「休職」の選択。適用期間から傷病手当金などの保障を解説』より
つまり休職とは、長期的に会社を休み、メンタルが回復するまで療養する期間のことを意味します。
休職することで、落ち込む状態から復活することができます。また、休んでいる間に「このまま居続けるか」「退職するべきか」と気持ちを整理することができます。
休職したいと考える看護師さんはこちらの記事をご覧ください！
ぷろぽ私は約１年休職を経て退職しました！
誰よりも詳しく給料やボーナス、手順を書いているので、休職したい看護師さんは参考にしてみてください。
看護師がやばいインシデントが続くと立ち直れない時：退職
看護師がやばいインシデントが続く…立ち直れない時は、退職するのも一つの手です！
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退職代行サービスを利用したい看護師の方はこちらの記事をご覧ください！
▼看護師が退職する手順や方法を知りたい方はこちらの記事がオススメ▼
看護師がやばいインシデントが続くと立ち直れない時：転職して職場を変える
看護師がやばいインシデントが続く…立ち直れない時は、転職して病院を変えるのも一つの手です。
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まとめ
いかがでしたか？
看護師がやばいインシデントが続く立ち直れない時の対処法はこちらでした！
- 有休を使って休む
- 一旦冷静になる
- 周囲の人に相談する
- インシデントは誰でも起こすと考える
- 落ち込むのは1日だけにする
- 失敗は成功のもと
看護師がやばいインシデントが続く…立ち直れない時は、休職・退職・転職がオススメです！
ぷろぽ私は看護師転職サイトを利用して、失敗しない職場へ転職しました！悩んでいるのであれば、転職アドバイザーさんに相談するのもオススメです！
